さあ、それではまずクイズの正解から参りましょう!
Q1)Eテレ「みいつけた!」に登場するお風呂が好きなキャラクターと言えば?
A)オフロスキー
オフロスキーが登場した記事はこちら!
オフロスキーに阿弥陀仏を見た!
https://higan.net/column/2021/11/ofurosuki/
この記事では「仏」がキーワードでした!
Q2)【お坊さんブックレビュー】で松崎智海さんが紹介してくれた漫画は?
A)「風の谷のナウシカ」
松崎さんの「お坊さんブックレビュー」はこちらの記事。
【お坊さんブックレビュー】人間の抱える苦悩を描く。漫画版『風の谷のナウシカ』(松崎智海)
https://higan.net/book/2020/04/matsuzakibook/
この記事では「間」がキーワードでした!
Q3)炎上を意図的に引き起こし、世間に注目させることで売り上げや知名度を伸ばそうとするやり方をなんと言う?
A)炎上マーケティング
「炎上マーケティング」について書かれた記事はこちら。
「炎上マーケティング」を仏教から考察してみた。
https://higan.net/column/2020/08/flaming/
こちらの記事のキーワードは「是」でした!
Q4)「ジョビジョバ」メンバーで、僧侶として活躍している木下明水さんが、お寺に戻る前に所属していた芸能事務所は?
A)ホリプロ
木下明水さんのインタビュー記事はこちら!
昔は『ジョビジョバ』今は”真面目な”お坊さん/木下明水さん
https://higan.net/bouzu/2010/12/meisui/
こちらの記事のキーワードは「真」でした!
Q5)「お寺の掲示板大賞2021」彼岸寺賞に選ばれた作品は?
A)「いがみ合う世界」から「おがみ合う世界」へ
「お寺の掲示板大賞2021」彼岸寺賞についての記事はこちら!
「いがみ合う世界」から「おがみ合う世界」へ
https://higan.net/column/2021/12/igamitoogami/
そしてこちらの記事のキーワードは「世」でした!
Q6)仏教コラムでもとりあげたDaiGoさんの職業と言えば?
A)メンタリスト
DaiGoさんについて書かれた記事はこちら。
なぜ他者を傷つけてはならないのか?
https://higan.net/column/2021/08/donothurt/
こちらの記事にあったキーワードは「仮」!
Q7)2020年にTwitterで話題となったが仏教系漫画『ヤンキーと住職』の作者は?
A)近藤丸
近藤丸さんにご寄稿いただいた『ヤンキーと住職』の記事はこちら。
住職とヤンキーの成長物語!?Twitterで話題のマンガ、近藤丸さん『ヤンキーと住職』が発売!
https://higan.net/now/2020/10/yankeeandjyushoku/
そしてキーワードは「唯」でした。
Q8)「ジャータカ」に登場する、虎が出てくる有名エピソードと言えば
A)捨身飼虎
今年の干支である「虎」について書かれた記事はこちら。
虎の教え
https://higan.net/column/2022/01/tiger/
そして最後のキーワードは「虚」でした!
さあ、これで8つのキーワードとなる漢字が全て出揃いましたね。
「仏」「間」「是」「真」「世」「仮」「唯」「虚」
この8つの漢字がキーワード。
そしてこれを並べ替えると……
「世間虚仮 唯仏是真」
という言葉が完成します!!!
これは日本最古の刺繍遺品として知られる「天寿国曼荼羅繍帳(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)」に記された言葉の一部で、聖徳太子の記したもの、と伝えられています。
「世間は虚仮にして、唯仏のみこれ真なり」
と読む言葉ですが、私たちが生きる「世間」は「虚仮」、つまり真実のもののない、虚しい世界であり、しかしそんな中において、「仏(教)」だけが、真実である、という意味となるでしょうか。
私たちが生きる世界が、真実のない虚しい世界である、というようにはなかなか思えません。しかし、今の社会を見渡してみますと、様々な情報が氾濫し、それは嘘やフェイクに満ちていて、一体何が本当のことなのか、何が本当に正しいことなのか、非常にわかりにくくなってしまっている。そんなことを皆さんも実感したことがあるのではないでしょうか。
そのようなことに限らず、全てのものが移り変わり、変化や生滅を繰り返す物事の中には、本当に間違いのない、確実な依り所とできるものを見出すということはとても難しいことでもあります。
しかしそんな私たちに与えられているのが「仏教」であり、その教えに出会っていくことによって初めて、私たちの「世間」の不確かさ、あやふやさ、ということに気づいていき、さらにその不確かな世界を超えていく方向性を与えられていく。そういう真実性を持つのが、仏教である、ということになるのでしょう。
4月1日は「エイプリルフール」という「嘘」を楽しむ一日ですが、明日からもまた、私たちは「虚仮」なる世界を生きていきます。そんな世界の中で、迷わないようにしっかりと歩んでいく道標として、仏教の教えにまた出会っていっていただけたら幸いです。