オンライン写仏で安心をお届けするプロジェクト「ツナガリイム」がはじまりました

山梨県内で活動する「一般社団法人SOCIAL TEMPLE」の理事、日蓮宗法源寺・林應寺住職の横山瑞法(よこやま ずいほう)です。今回は、私たち「SOCIAL TEMPLE」と、同じく山梨県を拠点として活動している画家eisuiとで行う〈オンライン写仏プロジェクト「ツナガリイム」(つながりぼとけ)〉についてのご案内です。

SOCIAL TEMPLEについては、こちらをご覧ください。

「ツナガリイム」とは

年始より拡大している新型コロナウィルス感染症の影響は⻑期にわたることが予想され、社会と私たちの生活が大きなダメージを受けていることは改めていうまでもありません。先の見えない状況は、人々の心に不安や恐怖として影を落としています。

現在の外出もままならない状況の中で、自宅で「写仏」をすることによって、仏様、お寺、同じく「写仏」をした人たちとつながることで、「安心(あんじん)」を得て欲しいとの思いを込めたプロジェクト「ツナガリイム(つながりぼとけ)」を、「(一社)SOCIAL TEMPLE」と絵師eisuiで企画しました。

「写仏」とは、仏様などが描かれたお手本を下図として、その上から筆などでなぞって描き写す、修行の一つで精神修養でもあります。

「ツナガリイム」という表記にした背景には2点あります。

1つは、「イ ム」は人偏にムと書いて「仏」という字になる事、親しみを持ってもらうためにカタカナ表記で「ツナガリイム」としました。

2つ目は、「rium」と音を掛けたからです。「rium」はプラネタリウムやアクアリウムに使われている接尾辞で、「場所」という意味があります。

この写仏プロジェクトに参加してくれた皆さんが、見えないけれど確かにつながっていることを実感していただける、「つながる場所」になればと思いこのプロジェクト名にしました。

「ツナガリイム」に参加しよう!

次に、この「ツナガリイム」への参加方法ですが、まずは、「お寺のじかん」のWEBサイトからeisuiオリジナル写仏お手本データをダウンロードしていただきます。

プリンターで印刷していただき、それをなぞって写仏をしてください。筆や筆ペンでやることをお勧めしますが、なくても大丈夫です。ボールペンや色鉛筆でも大丈夫。それぞれの取り組みやすいやり方で心を落ち着かせて写仏の時間を持ってもらえることが一番大切だからです。また、線が上手く書けない小さなお子様にもぜひ塗り絵で挑戦していただきたいです。

写仏が完成したら誓願(誓い・お願い)を書いて、「#ツナガリウム」をつけてInstagramに投稿してください。

そして、写仏した用紙を「ツナガリイム」に賛同してくれた寺院宛に郵送して奉納してください。(※送料はご負担ください)

賛同寺院リストは「お寺のじかん」WEBサイトに掲載してありますので、所在地や宗派などを参考に自由に郵送先寺院をお選びください。

また奉納先の寺院ではオンライン祈願法要(納経法要)ができる寺院もありますので郵送先の寺院のHPやSNSをチェックしてください。

写仏を納めた証としてeisuiオリジナル御朱印用紙にて送付先のお寺から御朱印が送られてきます。

そして、コロナウィルスが終息したら、ぜひ写仏を納めたお寺へお参りに出かけてみてください。

写仏のお手本は毎週新しいものが追加され、だんだんと難易度の高いものにレベルアップしていきます。
同じお手本に何回も取り組むもよし、毎週新しいお手本にチャレンジするもよし、それぞれの方法でこの「ツナガリイム」を楽しんでいただきたいと思います。
複数枚写仏して、全国各地のお寺に送ると終息後の楽しみも増えるのではないでしょうか。

画家eisuiよりみなさまへ

私が釈尊(お釈迦様)の言葉に興味を持ち始めたのは、13年ほど前のことでした。

原因不明のめまいに襲われて起き上がることもできなくなり、小さな娘を預けて療養する中で、「明日、目が覚めなかったらどうしよう」と思い詰めるほど、先の見えない不安な日々を過ごしていました。

そんな時、お寺から手渡されていたある1冊の本がきっかけで、釈尊はどんな人だったのだろうと興味を持つようになり、いつしか釈尊が話した言葉を聞きたくて古典経典を少しずつ読むようになりました。

その昔に釈尊が誰かに話しかけた言葉を読んで、現代で生きる自分の悩みに向き合い、その答えをまた釈尊の言葉の中に探す。時空を超えたその問答を繰り返しながら、その時々の自分なりの答えを絵画として描いてきました。

私にとって絵を描くということは、直接言葉を交わすことができない釈尊と私との往復書簡であり、環(わ)を確認する作業なのです。

この往復書簡を続ける中で、もし、私がもっと早く釈尊の言葉と出会っていたら、こんなにも心や体の具合を悪くすることはなかったかもしれないと思うようになりました。

そして、体を鍛え整えることで病気から身を守るように、釈尊の言葉と向き合って自分の心を整える方法を知ることは、いろいろな場面で自分自身の心体を守る手助けになるのだと知りました。

今、世界中がコロナによって私たちの身体だけではなく、心まで病に冒されてしまう危機にあります。人を思いやる気持や、前向きに暮らす気持を奪って、何かのせいにしたり、誰かを羨んだり、生きることを諦めたくなってしまうかもしれません。

そんなとき、釈尊の言葉に耳を傾けて欲しいのです。

どうか、心がざわざわしたら、無心になって線を引いてみてください。姿勢と呼吸を整えて、目の前の線に集中してみてください。

きっと周りの声が消えて、静かな心地よい時間が過ごせるはずです。

その心地よい時間が恋しくなったら、釈尊の言葉に耳を傾ける準備ができた時です。今までの当たり前が無くなるこれからの時代に、それはきっと誰にも邪魔されないあなたにぴったりな道しるべになるはずです。

この『ツナガリイム』が、その言葉に触れるきっかけになることを切に願っています。

画家eisui


オンライン写仏プロジェクト『ツナガリイム』にご賛同いただけるご寺院様を募集しております。4月30日19時よりZoomオンライン説明会を行いますので下記フォームよりお申し込みいただきご参加ください。
https://forms.gle/X72xHp9fS7VHfTodA

詳細は「SOCIAL TEMPLE」運営、仏教・お寺メディア「お寺のじかん」の【ツナガリイム】のご案内にてご覧ください。
https://www.otera-no-jikan.com/article/5764

また「ツナガリイム」Instagramアカウントでは、画像でわかりやすく参加のフローを説明していますので、そちらもぜひご覧ください。

「ツナガリイム」についての問い合わせはcontact@socialtemple.or.jpまでお願いします。

彼岸寺

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。