大根の素揚げ 梅にうぐいす

まさに今が旬の大根。 永平寺では冬の間に大根の沢庵を漬け込みます。 1年で1万2千本もの大根を漬けます。 そうして出来た沢庵は毎日30本程度ずつ消費されます。
他の修行僧よりも 2時間も早く起きて 30本もの沢庵を1時間で切るのです。 しかも、向こう側が透ける程度の薄さで切るのです。 あぁ、色々思い出してきたぁ・・・。

と、私にとっても思い出深い食材の大根ですが、今回は揚げちゃいます!!

【レシピ】 <2人分>
・大根・・・3cm

・梅肉・・・中2個
・わさび・・・梅肉と同量

・柚子胡椒・・・少々

【 作り方 】  出来上がりTIME 15分
(1) 大根を15cm程度の厚さで輪切りにし、両面に格子状に隠し包丁を入れる。

(2) (1)を160度の油できつね色になるまでじっくりと素揚げする。

(3) (2)をまな板の上で半分にし、皿に盛りつけた後、煎った白ゴマをふりかけ、片方に叩いた梅肉とわさびを混ぜた 「梅にうぐいす」 を添え、もう片方には柚子胡椒を添える。
作り方のポイント
・ 大根を油で揚げる場合は、辛みのある白い部分を使うと良いです。
・ 揚げたては固くても、余熱で中まで柔らかくなるので、きつね色に色づいた段階で引き上げます。
ひとこと
・ わさびと梅肉を混ぜた 「梅にうぐいす」 は、緑色と赤色が軽く混ざる程度にした方が見栄えが良くなります。 混ぜすぎは、厳禁!!
・ 今回は大根をそのままの状態で使用しましたが、輪切りにした後、大陽で半日干してから揚げると甘味が凝縮されます。 是非試してみてください。

吉村 昇洋

1977年3月生まれ。広島市街にある曹洞宗八屋山普門寺副住職。 相愛大学非常勤講師。 駒澤大学大学院にて仏教学修士を取得後、仏教を学問する世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送る。その後、広島国際大学大学院にて臨床心理修士を取得し、現在臨床心理士としても活動している。 彼岸寺では、2005年より【禅僧の台所 〜オトナの精進料理〜】を展開する。 現在、精進料理のみならず、禅仏教や臨床心理学、仏教マンガに関しても積極的に執筆や講演の活動を行っている。