【9/10】「教誨師」の活動に迫る。第29回BDKシンポジウム「人は人を救えるのか~教誨師の活動から考える~」

公益財団法人仏教伝道協会の高橋と申します。今回は9月10日(土)に開催予定の第29回BDKシンポジウム「人は人を救えるのか~教誨師の活動から考える~」についてご案内いたします。

仏教伝道協会では、年に数回、様々なジャンルでご活躍する方を講師に迎え、仏教の社会的役割にスポットを当てたBDKシンポジウムを開催しております。

今回は、近年、小説や映画などの数多くのメディアで注目が集まっている「教誨師(きょうかいし)」にスポットを当てたシンポジウムです。

 ◆2018年公開の映画「教誨師」http://kyoukaishi-movie.com/

「教誨師」とは、刑務所などの矯正施設で「宗教教誨」を行う宗教者のことを指す言葉。一般的には死刑囚に対して宗教者が教えを示す、というイメージがありますが、それだけではなく、罪を犯した人たちに宗教的な講話や行事を行い、過ちを悔い改め徳性を養うための道を説くという役割を担っています。

そんな普段なかなか知ることの出来ない「教誨師」の活動や教誨活動の実態を元法務教官と現役の教誨師を講師に迎え、ご講演いただきます。

前半では、元法務教官であり、現在は「公益財団法人全国教誨師連盟」の事務長を務める谷澤正次氏に教誨師および教誨活動の基本的な説明や現在の課題等についてご講演いただきます。続いてキリスト教系教誨師の油谷弘幸氏と仏教系教誨師の久保井賢丈氏それぞれにご自身の教誨師としてのご活動をご紹介いただきます。

後半では、前半の講演を踏まえ、参加者からの質問を基としたクロストークを行う予定です。

当日は、会場(仏教伝道センタービル・東京都港区芝)開催だけでなく、ZOOMのウェビナー機能を使用したオンライン同時配信でもご参加いただけます。仏教伝道協会ホームページからお申し込みいただけます。

被収容者と向き合い続ける「教誨師」の活動をヒントに、「救い」とは何かを一緒に考えてみませんか。皆さまのご参加お申し込みをお待ちしております。

■第29回BDKシンポジウム「人は人を救えるのか~教誨師の活動から考える~」

日 程:2022年9月10日(土)
時 間:13:30〜16:00
会 場:仏教伝道センタービル8階(東京都港区芝4-3-14)
参加費:会場、オンライン共に2,000円(要事前お申し込み・要事前支払い)
お問合せ・お申し込み 公益財団法人 仏教伝道協会
TEL:03-3455-5851 FAX:03-3798-2758
Email:event@bdk.or.jp 
URL:http://www.bdk.or.jp
主 催:公益財団法人 仏教伝道協会
後 援:公益財団法人全国教誨師連盟

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。