富山県富山市の中心部、総曲輪(そうがわ)に位置する本願寺富山別院を会場に新企画が開催されることになりました。その名も「ゆるふか対談」!
コンセプトは、「かたる」「ほどける」「つなぐ」。それぞれの分野で活躍されるゲストの視点、仏教の視点の両面から立体的に対話を繰り広げ、人生における悩みを解きほぐし、人と人、過去と現在と未来をつなぎ、これからの人間生活のススメを探っていきます。
ナビゲーターを務めるのは、相愛大学教授の釈徹宗さん。NHKの「ニュースシブ5時」にもご出演され、仏教界のご意見番として知られる仏教学者です。そして釈徹宗さんに思う存分お話いただくため、フリーアナウンサーの金岡紀子さんが司会を担当します。
その対談相手となるゲストは、料理研究家の土井善晴さん、芥川賞作家の小説家・平野啓一郎さん、そしてロボットコミュニケーターの吉藤オリィさんと、仏教とは全く異なる分野の方にお話をいただきます。
3月19日のゲスト、土井善晴さんは、テレビ朝日「おかずのクッキング」、NHK「きょうの料理」の長寿番組でも知られる食のスペシャリスト。今回の対談では、「食べる」ことを通して「生きる」ことを聞いていきます。最近では政治学者・歴史学者の中島岳志さんとの共著『料理と利他』という本も出版された土井さん。釈さんとどのようなトークが繰り広げられるのか、楽しみです。
6月4日のゲストは平野啓一郎さんは、『マチネの終わりに』など多数の小説を書かれる中、今回は特に『私とは何か――「個人」から「分人」へ』という一冊に注目し、新たな自分との向き合い方を探っていきます。今年は読売文学賞受賞作品『ある男』が石川慶監督のもと、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝など豪華キャストでの映画化が決定しており、どんなことをお話いただけるのか、注目必至です。
そして8月20日のゲスト吉藤オリィさんは、分身ロボット「OriHime」の開発、提供を手掛ける株式会社オリィ研究所を手掛け、「分身ロボットカフェDAWN ver.β」が、2021年度グッドデザイン賞大賞を受賞されました。「黒い白衣」を身にまとい、「孤独の解消」を研究テーマにする吉藤さんから、ロボット研究の現在、そして「誰も取り残さないミライ」について尋ねていきます。
対談以外にも、開演に先立ち行う法要では、富山の雅楽グループ妙響会が雅楽を演奏し、お寺ならではの魅力が詰まった企画になっています。
豪華なゲストを迎えてのここでしか味わえない、ゆるく、そしてふかーい学びの体験、皆さまのご参加をお待ちしております!
※2/5追記
さらにオンラインでの有料配信も決定!チケット・詳細は公式サイトで!
■ゆるふか対談
日 程:2022年3月19日、6月4日、8月20日の全3回
会 場:本願寺富山別院
ゲスト:3月19日 土井善晴(料理研究家)
6月4日 平野啓一郎(小説家)
8月20日 吉藤オリィ(ロボットコミュニケーター)
ナビゲーター:釈徹宗(宗教学者)、金岡紀子(司会)
富山の中心部にある本願寺富山別院より、宗教学者の釈徹宗と各分野のスペシャリストによる「ゆるふか対談」を全3回開催します。
【Vol.1開催概要】
・日時:2022年3月19日(土)15:30~17:30
・会場:本願寺富山別院
・テーマ:生きることは食べること
・出演:土井善晴(料理研究家)、釈徹宗(宗教学者)、金岡紀子(司会)、妙響会(雅楽)
【Vol.2開催概要】
・日時:2022年6月4日(土)15:30~17:30
・会場:本願寺富山別院
・テーマ:出会いの数だけの『私』を生きる
・出演:平野啓一郎(小説家)、釈徹宗(宗教学者)、金岡紀子(司会)、妙響会(雅楽)
【Vol.3開催概要】
・日時:2022年8月20日(土)15:30~17:30
・会場:本願寺富山別院
・テーマ:誰も取り残さないミライに向かって
・出演:吉藤オリィ(ロボットコミュニケーター)、釈徹宗(宗教学者)、金岡紀子(司会)、妙響会(雅楽)
参加費:現地チケット3,000円、オンライン視聴チケット1,000円
※オンライン視聴チケットはアーカイブは残しません。
※開催環境の変更に伴い、セット券の販売は取止めとなりました。
お申込みは2月1日19:00より、公式サイトをご覧下さい。
定 員:各回180名(現地参加)
公式サイト:https://yurufuka.studio.site/
主 催:浄土真宗本願寺派 富山教区実践運動委員会
企画・運営:ゆるふか対談実行委員会
お問合せ:ゆるふか対談実行委員会 yurufuka@gmail.com