コロナ下での死別を支える冊子づくり、クラウドファンディング開始!

はじめましてこんにちは。三宅千空と申します。(注:バナーの写真の人ではありません)浄土真宗本願寺派の僧侶で坊守です。一般社団法人リヴオン(◆)で、「いのちの学校in岡崎」にてファシリテーターをつとめています。


◆リヴオンは「グリーフ(※)ケアやサポートが当たり前にある社会」の実現を目指し2009年に設立し、死別や、喪失を経験した人たちに、必要な情報、わかちあいの場、学びの場を全国で提供してきました。バナーの写真は代表の尾角光美です。

※グリーフとは:死別や喪失から生まれてくるその人なりの自然な反応、感情、プロセス

ファシリテーターを務める筆者

そのリヴオンがクラウドファンディング~緊急プロジェクト~『コロナ下で死別を経験したあなたへ』 喪失への向き合い方とセルフケアを手元に~の冊子の作成とウェブサイト(日英版)作成〉をはじめました。(2月22日迄)

みなさまに、この記事を通じて、プロジェクトの中身を知っていただき、応援いただければ嬉しいです。

身近な人を亡くす

最近「親戚がなくなったけれど、遠方でお葬式に行けない」「お世話になった人がなくなったので駆けつけたいけど、このご時世で、参列したいけれど我慢した」などと聞くようになりました。また、「法事が遠くでいけないから、こちらのお寺でお勤めできないか」「親戚も呼べず火葬はしたけれど、せめてお経をあげてもらえないか」とお寺に問合せがくるようになりました。

コロナ下で、身近な人を「ちゃんと送る」という機会を失っている人が(見えてない、知られていないだけで)たくさんいらっしゃるのだと感じています。また、周りの人の様子を知って、どうにか力になりたいと思っている人。どうやって送ったらいいのだろう、どうお声がけをしたらいいのだろうと思っている、お坊さんなど宗教者の方々。やりきれなさを抱えている医療や介護の現場の方々。

多くの方が、どこに相談したらいいかも、この気持ちがどこから来ているかもわからずに、喪失感や無力感、戸惑いを感じている方がたくさんいらっしゃるのだということも感じています。

コロナ下での死別

身近な人や大切な人が亡くなっただけでなく、誰かが亡くなったという報道を見聞きしたり、身近な人が死別を経験していつもと様子が違うと感じたりすることがあります。そんな時には、自分自身の心身や、周りとの接し方にも変化が起こるということもあります。

自分自身も、あの人も。どうしたらよかったのか。これからどうしたらいいのか。

どうにもできない自分を、思うようにできないやりきれなさを、どう扱ったらいいのか。

私自身もそのようなことに悩み、考える中に、今回のプロジェクトがとても重要なものであると感じられました。

どんなことも「おかしくない」と知ること

新型コロナで大事な人を亡くしたり、それ以外の原因でも、この状況下で死別を経験したご遺族、そして医療従事者や、宗教者の方々に、すこしでも手がかりや、助けになる情報を届けたいと、今、リヴオンでは『コロナ下で死別を経験したあなたへ』という冊子を作り、日英の両言語でまとめたウェブサイトを立ち上げようとしています。

作成中のリーフレットのイメージ

ぜひ完成に向けて、気持ちの応援を送りませんか。リターン(クラウドファンディングでのご支援いただいた御礼)は、「そうか、自分の今のこの状態はおかしくないんだ」と知ることができる(どなたかにお渡しすることもできる)ミニリーフレットから、セルフケアを知れる「坐禅」や「マインドフルネス」のワークショップなどの参加券、講演会を開催する権利などがあります。

すべての支援者の方にリターンでお届けするミニリーフレット(サンプル)

ちゃんと送りたいと思っている人とお坊さん(宗教者)ができること

「本当は皆で集まってお葬式をしたいけど、でも今は難しい。それでもなんとかならないか」というご相談を受けたお坊さんもおられるかもしれません。そんな時にどうすればいいのか?というお悩みへのヒントとして、オンラインでの葬儀や、安心しながらご法事を行うための具体的な事例も、この冊子には収められています。

僧侶も加わるプロジェクトのメンバー。

この状況や、これまでとの変化に悩んでおられるお坊さんも多いことと思います。けれど、お坊さんができることが一つ増えることで、安心できる方も増えるのではないでしょうか。そのための一助となればと思います。

自分の周りに情報を届ける

クラウドファンディングのリターンで手にしたリーフレットや講習で学んだことを自分だけに留めずさらに、「こんな情報がありますよ」とお伝えすることも、とても誰かの力になると思うのです。「そばに行けないから、思いを寄せたい」という気持ちをとどけるだけでも、もしかして、「あのときはありがとう」とその人を支える一助になるかもしれません。

お坊さんにはお坊さんの、医療従事者の方々には医療従事者の、お花屋さんにはお花屋さんの、そしてあなたにはあなたのできることがあります。

さらに、リヴオンが出しております「大切な人をなくした人のための権利条約」というものもあります。こちらはグリーフケアのエッセンスが込められた言葉となっており、A4一枚でご遺族にすぐに手渡せるものです。以下のページから無料でダウンロードもできるので、合わせてご活用ください。

権利条約_配布用 (live-on.me)

そして、「こんなクラウドファンディングがあるんだって」と誰かにシェア、伝えることも、あなたのできることです。

皆さまどうぞ、ご協力をお願いいたします。

◆クラウドファンディング◆

緊急プロジェクト~『コロナ下で死別を経験したあなたへ』 喪失への向き合い方とセルフケアを手元に~の冊子の作成とウェブサイト(日英版)作成

応援は、こちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/380065

2021年2月1日より開始し、2月22日までの3週間、ご支援を募ってます!

◆グリーフケア、グリーフサポートなど、もう少し知りたい方はこちらから

一般社団法人リヴオン – グリーフから希望を (live-on.me)

彼岸寺

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。