トクベツはそのまま

あとがき

　ブラジルに来てから、また、浄土真宗本願寺派のお寺にお世話になり始めてから、新年は報恩講のお参りとともに始まるようになりました。
そんな一年の始まりの法要に向けて書いたお話です。
これまでの軌跡を見つめ直す際、私はいつも、至らなかったこと、認められなかったことや、否定されたこと、そういう事ばかりに目が行ってしまい、ネガティブな気持ちになるのですが、「そのまま」を「そのまま」救うという教えに目が覚め、温かな安心が広がる気がします。
そして、その軌跡の中には必ず、支えてくださった方や、応援してくださった方もいて、反省とともに感謝に思い至れるのです・・・。

さて、一年を通し、お寺の行事と合わせ、お話を描かせていただきました。
このような素敵な掲載場所をいただき、皆様と交流できたことをうれしく思います。
それこそ、至らぬ点が多く、未熟な作品でお目汚しを失礼いたしました。
連載を快諾してくださり、一緒に歩んでくださった運営の皆さん、感想をくださり、応援してくださった皆さん、たくさんの方に支えていただいた一年でございました。
受け取り方、感じ方はそれぞれあると思いますが、すこしでも「ほっ」としていただけてるといいな、と思います。
猫の街のオハナシ、まだまだ描きたいなぁと思うのですが、連載は終了となります。

今後のオハナシはぜひホームページをご覧ください！
カメの歩みですが、更新していきますので、応援よろしくお願いいたします。
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また、イラストを描いてほしい！などのお仕事、イラスト素材のリクエストもお受けしております。
いつでもご連絡ください。

この一年、本当にありがとうございました。
どうか皆様、ご自愛くださいませ。

一月のおはなし「にゃぁのそのまま」
第一話からどうぞ