いたわる気持ち


あとがき

8月は、お盆ですね。浄土真宗のお盆は、亡くなられた方のご縁によって、阿弥陀さまのみ教えにであえたことに感謝し、我が身を振り返る機会です。実はどの法要もそうなのですが、お盆やお彼岸といった、一般に浸透している行事では特にその意義を思い出します。機縁となる出来事は日常すべてがそうだといっても過言ではないと思うのですが、お念仏とともに生き抜かれた先人方を思い浮かべると、より一層、感謝、至らなさが身に沁みます。

今回、にゃぁは、マオの病気を機縁として、偏見を持って接していたマタタビと歩み寄れたようです。決めつけや、疑い・・・煩悩に覆われてなかなかできないことが多いですが、素直な心で仏縁をはぐくませていただきたいなぁと思います。少しでも、多くの人に、広まりますように。なまんだぶ。


八月のおはなし「にゃぁといたわり」
第一話からどうぞ


二月のおはなし「にゃぁとしんせつ」はこちら
三月のおはなし「にゃぁとはぐくみ」はこちら
四月のおはなし「にゃぁとかかわり」はこちら
五月のおはなし「にゃぁとともだち」はこちら
六月のおはなし「にゃぁとつながり」はこちら
七月のおはなし「にゃぁとわがまま」はこちら


1980年生まれ、2006年入籍とともにブラジルへ。 主人と出遇い、浄土真宗(本願寺派)を知る。 2017年、初の絵本『青い鳥がなくとき』刊行。 これからもこつこつと絵を描き、上達させ、 皆様に喜んでいただけるような作品を作りたいと思っています。 絵を描き続けることができるよう、皆様の応援、お待ちしています!