忘れないように


あとがき

1908年6月18日、ブラジルサントス港に第一回移民の方々が到着しました。そこで、6月には多くの場所で移民追悼法要や移民記念祭が営まれます。たくさんの、本当にたくさんのお話を聞かせていただきました。いわゆる「幸せな話」はひとつもありません。ただただ、苦労に苦労を重ね、血と汗のにじむ努力で、度重なる困難を乗り越えてこられたお話です。

今こうして、ここにおるのは奇跡だと、あの人にこそ生きておってほしかったのに、と沢山の方がおっしゃいました。そして必ず、ここまで生かさせていただいて、本当にありがたい、恥ずかしい、もったいない、と続くのです。ただただ、頭が下がります。先人方が残してくださったもの、こと、思いのすべてで、今があります。何の準備もなくふらっとブラジルにきて、生かさせていただいている私は、心の底から本当にすべての方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。

多かれ少なかれ、皆様にもこういう「つながり」があるのではないでしょうか。

たまには、にゃぁ達と一緒に、思いをはせてみませんか。
少しでも、多くの人に、広まりますように。なまんだぶ。


6月のおはなし「にゃぁとつながり」
第一話からどうぞ


二月のおはなし「にゃぁとしんせつ」はこちら
三月のおはなし「にゃぁとはぐくみ」はこちら
四月のおはなし「にゃぁとかかわり」はこちら
五月のおはなし「にゃぁとともだち」はこちら

noryco

1980年生まれ、2006年入籍とともにブラジルへ。 主人と出遇い、浄土真宗(本願寺派)を知る。 2017年、初の絵本『青い鳥がなくとき』刊行。 これからもこつこつと絵を描き、上達させ、 皆様に喜んでいただけるような作品を作りたいと思っています。 絵を描き続けることができるよう、皆様の応援、お待ちしています!