「アップデートする仏教オンライン事務局」の代表で、真宗大谷派瑞因寺住職の飯田正範と申します。今回は新春1月22日(日)に開催予定の「藤田一照さん×釈徹宗さん対談 坐禅と念仏から、社会の”わからなさ”を見つめる」についてご案内いたします。
「アップデートする仏教オンライン事務局」では、これまで約3年に渡りまして、禅僧の藤田一照さん、山下良道さんを中心とした対談など様々なイベントを40回以上行ってきました。「藤田一照さんを囲む会」は今回で19回目を迎え、定期的に僧侶、研究者など、様々なジャンルで活躍する方をお招きして対談を行っています。
今回は、浄土真宗本願寺派僧侶で、大阪の相愛大学学長を務められる釈徹宗さんと藤田一照さんとの対談と、藤田一照さんの座談会を併せて企画しました。
テーマは「坐禅と念仏から、社会の”わからなさ”を見つめる」
「どうなるのか、わからない」
先が見えず、不確実で答えのない世界……
様々な不安や恐れが、現代社会の分断を生んでいます。
「坐禅」の探究を続ける曹洞宗禅僧 藤田一照さん
「念仏」や仏教・宗教の比較研究を続ける浄土真宗本願寺派僧侶・学者 釈徹宗さん
第一線で活躍されるお二人に、
「坐禅や念仏、そして仏教というものから見た現代社会とは?」
「『わからない』ということに直面した私たちは、どのように立ち振る舞えばいいのか?」
「そうした現代社会に対して、今の仏教はどのように関わっていけるのか?」
など、お話を頂ければと思っています。お二人は単独では初めての対談となります。
東京田町の仏教伝道センタービルにて開催、対談と坐禅会をハイブリッドで
当日は対談の前に藤田一照さんの坐禅会も開催します!一照さんから直接坐禅の指導なども頂きます。対談のみ、オンライン配信も同時に行います。参加者全ての方に後日アーカイブ映像もご用意します。(坐禅会は配信はありません)
お二人からのコメント
【釈徹宗さん】
藤田一照師とは、これまでも何度かご一緒していますが、あらためて考えてみると「対談」というカタチは初めてかもしれません。
とても思考とマインドの柔らかな方なので、いつお会いしても多くの示唆をいただきます。
禅と念仏、身体と信心、クールとウェットなど、いろんな対照的項目で語り合えるのではないでしょうか。
当日を心から楽しみにしております。皆様どうぞご参加ください。
【藤田一照さん】
「わからなさ」が「わかる」と息苦しさが少し楽になるかも。でも、この「わかる」は「非・知」。
■藤田一照さん×釈徹宗さん対談 坐禅と念仏から、社会の”わからなさ”を見つめる
日 程:2023年1月22日(日)
時 間:15:30〜18:30
会 場:仏教伝道センタービル7・8階(東京都港区芝4-3-14)
参加費:
・対談・坐禅会リアル参加5000円(限定数)
・対談のみリアル参加4000円(限定数)
・対談オンライン視聴3000円(限定なし)
(要事前お申し込み・要事前支払い)
お問合せ・お申し込み:全て下記チケット販売サイトより事前購入ください
URL:https://udb20230122.peatix.com/view
主 催:アップデートする仏教運営事務局
共 催:株式会社サンガ新社
後 援:公益財団法人 仏教伝道協会
■プロフィールご紹介
釈徹宗(しゃく てっしゅう)
相愛大学学長。宗教学者。浄土真宗本願寺派如来寺住職。NPO法人リライフ代表。
宗教思想や宗教文化の領域において、比較研究や学際研究を行っている。
論文「不干斎ハビアン論」で涙骨賞(第五回)、
著書『落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する』で河合隼雄学芸賞(第五回)、
また仏教伝道文化・沼田奨励賞(第五十一回)を受賞している。
近著に『喜怒哀楽のお経を読む』(朝日新聞出版社)など。
藤田一照(ふじた・いっしょう)
禅僧
1954年愛媛県生まれ。灘高校から東京大学教育学部教育心理学科を経て、 大学院で発達心理学を専攻。
院生時代に坐禅に出会い深く傾倒。 28歳で博士課程を中退し禅道場に入山、29歳で得度。
33歳で渡米。 以来17年半にわたってマサチューセッツ州ヴァレー禅堂で坐禅を指導する。
2005年に帰国し現在も、坐禅の研究・指導にあたっている。2010年より2018年まで曹洞宗国際センター所長。
Starbucks、Facebook、Salesforceなど、アメリカの大手企業でも坐禅を指導する。
現在、松籟学舎一照塾をFacebook上に主宰。
著作に『現代坐禅講義 – 只管打坐への道』、『現代「只管打坐」講義』共著に『アップデートする仏教』、『安泰寺禅僧対談 』、『禅の教室』、訳書に『禅への鍵』『法華経の省察』、『禅マインド ビギナーズ・マインド2』 など多数。
http://fujitaissho.info/