お子様から大人まで楽しめる!『仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび』4月8日発売!

初めまして、出版レーベルYAMAVICO HAUS (ヤマビコハウス)です。私たちは、2019年にアニメーション制作会社から誕生した出版レーベルです。子どもや大人の内なる「好奇心」をくすぐる作品を届けるため、書籍をはじめ、モノやコトを企画・制作しています。この度、3冊目となる書籍『仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび』を刊行することになりました!

『仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび』ってどんな絵本?

仏像ってなんだろう?

仏像にはどんな種類があるの?どんな素材で作られているんだろう? 知っているようで知らない仏像の世界。

人々の幸せを願う〈祈り〉のかたちとして、いろいろな国の歴史と文化が混ざり合い、百年、千年と時代にあわせて 形を変化させてきた仏像。 そんな多様な仏像の面白さと、そのヒミツを、カラフルで楽しいイラストとともに、ユーモラスにわかりやすく解説。子どもから大人まで、仏像への理解が深まることでしょう。自由な想像力や豊かな表現力でつくられた、個性あふれる仏像の魅力がわかる入門絵本です。

この絵本が生まれたきっかけは、コロナ禍で心の拠り所として、疫病退散や無病息災にご利益のある神様や仏様が祀られる、寺社仏閣に対して人々の関心が高まっていること。そして1000年単位で残されてきたもの、これからもあり続けるであろうものとして、子どもたちに伝えたいと思える普遍的価値を持つことが再確認されたところにあります。

そこで、これまで仏像部として、仏像を好きになる裾野を広げる活動をしたり、イラストや漫画を描いて発信してこられた店橋花里さんにお願いをし、店橋さんも「絵本として子供たちに仏像のことを伝えたい」という企画に共鳴していただいたことによりスタートしました。

著者の店橋さんは、小学生の頃、お母さんに連れられて東京国立博物館などによく行っていたことと、大学の美術史学科で仏教美術にふれ、奈良で室生寺や長谷寺で間近に見た如来や菩薩像に心が震えたという経験をきっかけに仏像が好きになったそうです。そしてそこから生まれたのが、「仏像部」という活動でした。

「仏像部」は「仏像が好き!」という旗の下にインターネットの海の方々から集まった部員構成5名の仏活動ユニットです。

仏活動とは「仏像が好きな人から、そうじゃない人まで、こんな仏像の楽しみ方ってあったんだ!」をあまねく伝えていく活動で、主な柱として「仏像ナイト」という仏像ファンイベントの運営と『BTUTUS』というZINEの製作を行ってきました。

そんな店橋さんが描かれたのが『仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび』です。縁あって同じ日本の地で育っていくこれからを生きる子どもたちに、この国の文化に深く根ざした仏教文化の、いちばんキャッチーな存在である仏像の面白さを伝えたい。絵本をきっかけに仏像のことを知って、そこから好奇心の扉を開いていっていただけたらと思います。

著者 店橋花里さんのコメント

仏像が好きな、小さな仲間が増えたらうれしいなという思いから、長い手紙をしたためるような気持ちで作りました。 イチ仏像好きによる、仏像の絵本です。

「好き!」と感じる仏像の造形的な面白さの奥に目をこらすと、仏教はもちろん、千年単位の時間や色々な国の歴史、 思想、文化たちが輪になって踊っている姿が見えてきます。

そして、その輪の真ん中には、時間も国も立場もなく、お祈りの気持ちがすっくと立っています。年々、強くそう思います。この絵本が、私にとって改めて仏像に出会い、好きになるきっかけになってくれたように、皆様にとってもそうでありますように。

願わくは、仏像をとりまく様々なものへの好奇心を広げる冒険の扉になりますように!

絵本制作秘話マンガ『絵本初紀』 をSNSにて連載中!

店橋花里さんが、はじめての絵本制作に奮闘した日々の記録として、マンガ『絵本初紀』を描き下ろしています。『仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび』がどんな風にして作られたのか、絵本と合わせてお楽しみください!

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■『仏像えほん ぼくとぞうの有頂天たび』

お近くの書店、オンライン書店等でもご予約・ご購入いただけます。
文・絵 /店橋花里 監修/肥田路美
価格:2,200円(税込)
全漢字ふりがなつき
https://honno.info/kkan/card.html?isbn=9784991050626


関連イベント情報

最後に、著者の店橋さんも参加する『花まつりWEEKEND』と、開催に関わる『仏像むすび』の2つのイベントをご紹介いたします。

■ 花まつりWEEKEND

お釈迦様のご誕生をお祝いする花まつりに合わせて神奈川県・葉山にある玉蔵院さんとカフェ・HOLIZONTALさんで『花まつりWEEKEND』が開催されます。

今年2回目となるこのイベントのテーマは「和になろう!!」 それぞれの「おめでとう」と「和な気持ち」を持ち寄って、「和になり楽しくつながろう!」な2日間です。


出版社のある神奈川県で行われる「花まつり」ということで、店橋さんは10日(日)に来場し、似顔絵を描きます。(予約不要)

開催日時:4月9日(土)10:00〜17:30 (and night event)
     4月10日(日)10:00〜16:30
場 所:葉山 玉蔵院(ぎょくぞういん)、HOLIZONTAL(ホリゾンタル)

詳細:https://www.instagram.com/hanamatsuriweekend/

■ 仏像むすび

店橋さんが副部長を務める「仏像部」が新イベント「仏像むすび」を東京都台東区・長壽院で開催。イベント当日は子どもたちが描いた仏像の絵が飾られます。

上野にあった観音ハウスから「仏像総選挙」を配信した2020年の春から2年。仏像部、新しいイベントシリーズをはじめます。その名も「仏像むすび」。これまで開催してきた、「仏像ナイト」とは、また異なるコンセプトのイベントです。

「仏像むすび」のコンセプトは、仏像の「今」と「これから」、「仏像ファン」と「仏像に関わるヒト・コト・トコロ」を結ぶミニイベントシリーズ。

第一弾のテーマは「子どもと大人と仏像と」。部員もそれぞれ家族が増え、一人気ままに見仏する機会が昔よりも減った今、求められているのは「子どもも大人も一緒に楽しめる仏像ごと」!という話になり、メンバーが絵本を出版するという数奇な運命も絡み、このようなテーマに相成りました。

イベントコンテンツ内容は、

【仏像なぜなに相談室】
仏像やお寺について、事前に募集した質問に対して、長壽院さんはじめ茶坊えにしの宗派を超えたお坊さんたちが回答してくれます。

【クイズ仏像の壁】
仏像に関する、タイムリーで旬なクイズを出題します。

【本日の法話】
イベントの終わりに、心を澄まして、みんなでお坊さんのお話を聴いてみよう。
長寿院のご住職・北川琢也さんに、お話を賜ります。

と、盛りだくさんの内容となっております。

開催日時:4月29日(金・祝) 13:00〜16:00
場所:浄土宗 長壽院 東京都台東区鳥越2-13-18
アクセス:都営浅草線蔵前駅A4出口より徒歩約5分/JR・都営浅草線浅草橋駅A4出口より徒歩約10分
詳細:https://butsuzobu.com/butsuzomusubi_1/

皆さまどうぞご参加くださいませ!

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。