【2/20】海外の仏教事情はどうなの!?仏教井戸端トーク「海外仏教事情編」

毎回様々な宗派の僧侶を集めて開催されるトークイベント「仏教井戸端トーク」。第12回目を迎える今回のテーマは「海外仏教事情」です。

日本の伝統宗派による海外開教は、主に明治時代に日系移民への布教を中心として活動がスタートしました。それから100年以上が経過した現在でも欧米では仏教徒がマイノリティな存在であることは否めませんが、ケネス田中氏の著書『アメリカ仏教』(2010年出版)によると、「仏教同調者」や「仏教に影響を受けている人々」はアメリカ国内で増加しているそうなので、仏教がアメリカでも受け入れられてきているということが言えそうです。

ケネス氏は著書の中で、

仏教はよくその伝播において各地域の現状に適用して発展してきたと言われるが、アメリカ進出において仏教は未曽有の境地に入ったと言えるであろう。「西洋」と「近代」という二つの領域に同時に突進し、仏教の伝達の歴史という視点からは非常に興味深い展開となっている

と述べています。

今後、欧米で仏教がどのように変化・展開し、その流れが日本仏教にどのような影響をもたらすのでしょうか?

当日はアメリカやヨーロッパで活動・研究を行った僧侶3名がそれらをテーマにトークします。
出演されるのは、『英語でブッダ』などの著者で、ハーバード大学神学部研究員として仏教研究を行ってこられた大來尚順さん、IBS(米国仏教大学院)への留学経験もある南條了瑛(なんじょうりょうえい)さん。そして私、江田智昭も登壇いたしまして、ドイツのお寺・惠光寺で経験・考察したことなどをお話しする予定です。(以前、彼岸寺に書かせていただいた以下のような話題にも多分触れます)

興味のある方はぜひご参加ください。お待ちしております。

・はじめに ~ドイツのお寺、惠光寺~
https://higan.net/ineurope/2017/07/ekoji/

・浄土真宗とキリスト教の微妙な関係
https://higan.net/ineurope/2017/07/relation_b_c/

・ドイツのお寺の法務事情
https://higan.net/ineurope/2017/10/temple_of_germany/

 

■第12回仏教井戸端トーク「海外仏教事情編」

日 時 2018年2月20日(火)19:00~20:30(18:30~受付開始)
会 場

築地本願寺 講堂(東京都中央区築地3-15-1)
地下鉄日比谷線築地駅より徒歩1分

参加費 無料
定 員 100名
主 催 仏教井戸端トーク
お問い合わせ https://tokyotrad.com/idobata/contact
詳 細 https://tokyotrad.com/idobata/events/12th_overseas


出演者プロフィール

大來尚順
浄土真宗本願寺派 大見山 超勝寺 僧侶。
1982年、山口市生まれ。龍谷大学卒業後に単身渡米。カリフォルニア州バークレーの米国仏教大学院に進学し修士課程を修了。その後、同国ハーバード大学神学部研究員を経て帰国。僧侶として以外にも仏教関係の書物の翻訳なども 手掛け、執筆・講演などの活動の場を幅広く持つ。著書に『訳せない日本 日本人の言葉と心』(アルファポリス)、『英語でブッダ』(扶桑社)、『端楽』(アルファポリス)、『つながる仏教』(ポプラ社)など多数。

南條了瑛
浄土真宗本願寺派 法重寺 衆徒
住職の父が本願寺派ロサンゼルス別院で開教使として赴任していた影響で、幼い頃から英語圏の浄土真宗について関心があった。 自坊が築地本願寺に隣接しており、これまで顕著に漸増する外国人参拝客を目にすることで、今後の東京・築地は、日本語だけでなく英語で伝えていく必要性を感じるようになる。 2011年、龍谷大学大学院時代、一年間IBS(米国仏教大学院)へ留学。他宗教者との交流を深め、英語で仏教・浄土真宗を学び、北米寺院の活動についてフィールドワークを行う。 現在は、築地本願寺で毎月行われている英語法座の運営委員を務めている。31歳。

江田智昭
浄土真宗本願寺派僧侶(布教使)。
1976 福岡県生まれ。 早稲田大学社会科学部・第一文学部東洋哲学専修卒、文学研究科(東洋哲学専攻)中退。 2007年より築地本願寺内の(社)仏教総合研究所事務局において、仏教雑誌『ジッポウ』、『親鸞の歩き方』(ダイヤモンド社)等の編集、「プロジェクトダーナ東京」の立ち上げを行う。 2011年~2017年までデュッセルドルフのドイツ惠光寺において、ヨーロッパ開教や日本文化を発信する事業に携わる。

彼岸寺

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。