「繊細さん・敏感さん」はいませんか？ HSP・HSCと共に歩む皆川公美子さんをゲストにお迎えする方丈庵トークLive

HSP・HSCっていう言葉、聞いたことはありますか？「Highly Sensitive Person/Child（繊細さん・敏感さん）」の頭文字です。

皆川公美子さんは、ご自身の子育て経験を通してHSCの存在を知るところとなり、それ以来、日本にその存在を知らせる活動をとても精力的に続けておられます。

HSP・HSCという単語を近頃はずいぶんメディアなどでも見聞きするようになりましたが、それもものすごい発想力と行動力で活動をされてきた皆川さんの成果ではないかと、僕は密かに思っています。そんな皆川公美子さんを今回、方丈庵トークLiveのゲストにお招きします！

HSPの人には「学校が苦手」という人が多いようです。何を隠そう、僕自身が、とても苦手でした。小学校とか中学校とか、集団生活にどうしても意味を見出せず、行くのが本当に苦痛でたまりませんでした。思えば子供の頃はいつもお腹を壊していましたが、あれもかなり精神的なものも影響していたのではないかと、あまりお腹を壊さなくなった今になって思います。

自分がHSPに当てはまるのかはわかりませんが、皆川さんのウェブサイトの記事を読むと、何かしら共感するところがたくさん出てきます。

HSCの子育ての話をしていると
過去の自分の様子や
学校でどんな想いでそこにいたかなどを
思い出すきっかけになることが多いです。みなさまはどんな幼少期を送っていましたか？
HSCちゃんは不登校になる子がたくさんいます。
・教室のうるささがたえられない
・人の気持ちがわかりすぎて怒りや嫉妬にダメージを受けてしまう
・大人数で同じようにうごくということに納得がいかない
・なぜ先生がはじめから上から目線でものを言うのかわからない
・強制されるのがいや
・教科を決められて、勉強するのがいや
・書き写し学習とか意味がわからない
・宿題の意味がわからない
などなどがよく聞かれる不登校のHSCちゃんの言葉ですが
ご自身に思い当たるものはありますか？わたしたちの時代には
不登校などというものを選んでいい自由はなく
登校拒否と言われて
忌むべきこととして超問題視され
学校にいかないなどという選択肢はありませんでした。
そのうえ共感力強くまわりの期待に答え続けるということを
やり続けてきた方はいらっしゃいませんか？
皆川久美子さんブログより引用

確かに、自分が子供の頃は、不登校という選択肢が存在しないも同然だったので、自分自身、かなり無理して学校に行っていたように思います。そこで仏教が言うところの「人生は苦である」を学んだと言えるかもしれませんが、学び方に無理があったんじゃないか。それ以来、「生きることは、我慢することである」というような人生哲学を、身につけてしまったようにも思います。これはもしかしたら、僕だけじゃなくて、かなりの日本人が、多かれ少なかれ、やってしまっているのでは？その結果が、良くも悪くも、今日の日本のカルチャーを作り上げているのでは？そんなことも思ってしまいます。

自分の場合は、その後、仏教に出会えたおかげで、確かに「人生は苦である」けれども、だからと言って「人生は苦を我慢することである」というわけじゃないんだよ、ということを教わり、お腹を下すのも治まりました。

いかがでしょう、ここまでのお話で、ご自身のことでも、身の回りの人のことでも、何か思い当たる節は、ありませんか？

ぜひトークLiveでHSPについて深く聞いてみましょう！

皆川久美子さんプロフィール

皆川久美子 / Kumiko Minagawa
東京藝術大学卒業後、WOWOWの音楽制作会社に入社、その後株）ソニー・ミュージック・エンタテインメントにてCD制作ディレクター。社長奨励賞受賞。
人が生まれつき持つ才能と資質に注目、それを社会につなげることをミッションに起業。2016年（株）クミシュランとして法人化。現在は人口の２０％を占める、感受性が高く繊細敏感な気質のHSP(ハイリーセンシティブperson)という特性を世に伝える仕事をしつつ、キャリアコンサルタントとしてHSP/HSCの才能を社会に繋ぐ活動をしている。HSP未来ラボ設立。セッション・セミナーなどで関わった人は3,000名以上。
二人の娘はハイリーセンシティブチャイルド (HSC)不登校をのりこえ、海外に留学。国家資格キャリアコンサルタント（登録番号20017873）

2020年9月〜10月の予定

【オンラインイベント】方丈庵ゲストトークLive w/皆川久美子さん

日時：2020年10月2日(金) 18:00〜
参加方法：
・Zoomを使用します (事前にZoomアプリをインストールしてください)
・note「松本紹圭の方丈庵」購読者は無料でご参加いただけます
・ご購読されていない方は、note記事が参加チケットとなります (有料エリアにZoomのURLが記載されています)