ますます加速する高齢化社会。しかし近年では、若年層の間でも将来に不安を抱く人は多いと聞きます。
―――人は生まれて必ず死ぬ
事実として当たり前のことですが、日々を忙しく過ごしていると、自らの「死」についてじっくりと向き合う機会というのは、あまりないのではないでしょうか。
今まさに自分に迫っている「死」の問題。どんな大切なものであっても、それら全てを手放さなければならない「死」というものと、私たちはどう向き合っていけばよいのでしょうか。
それを疑似体験させてくれるものとして注目を集めているワークショップが「死の体験旅行」です。浦上哲也師(横浜市・なごみ庵住職)が主宰するこの「死の体験旅行」は、開催するとすぐに満席になってしまうという人気ぶり。今回は、そのワークショップを特別版としてアレンジしていただき、より多くの皆さまに貴重な体験の場を体験していただけるようになりました。
さらにワークショップの後には、オフィス街の〈お寺カフェ〉として有名な「神谷町オープンテラス(港区・光明寺内)」の店長を務める木原祐健師による「仏教甘味」もお楽しみいただけます。
「仏教甘味」はあまり聞き慣れない言葉ですが、仏教に由来する甘味、ということで、木原師が「神谷町オープンテラス」で提供されているお菓子。ひとつひとつ丁寧に作られる木原師のお菓子には、心をときほぐす効果も。こちらも今回限定、ここでしかいただけない「仏教甘味」ですので、どんなお菓子なのか、ぜひ皆さまお楽しみに。
「終活」という言葉が言われる昨今ですが、自らの「死」としっかりと向き合う上で、きっと貴重な経験となることでしょう。木原師のお菓子とともに、じっくりと味わっていただければと思います。
◆仏教甘味と共に味わう「死の体験旅行」
日 時 | 2018年11月10日(土)13:00~16:30 |
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会 場 | 仏教伝道センター(東京都港区芝) |
内 容 | 60名(事前予約制・下記URLから予約できます) |
料 金 | 4,000円(「死の体験旅行」体験、特製「仏教甘味」付) |
お問合せ お申込み |
http://www.bdk.or.jp/event-2/shinotaikenryokou.html |