こちらの記事は東京のタオサンガ道場に通われる小林弘葵さんからご寄稿をいただきました。
はじめまして! 私は浄土宗和田寺タオサンガ・センターで修行に励んでいる、小林弘葵(ひろあ)です。「和田寺」は島根県にあるお寺で、その出張修行道場が、京都と東京や世界各地にあるタオサンガセンターです。
日本各地のお寺は、観光名所として、多くの人が集います。一方、書店にも仏教関連の本がズラリ。でも、どうしたら知識ではなく心で仏様を感じることができるのか?そんな風に思っている方もたくさんいらっしゃると思います。私もその1人でした……
「もっとワクワクする生き方がしたい!人生ってもっと素晴らしいはずなのになぁ……」
そんな想いを、いつも心のどこかに抱えながら、会社に通う日々。その中で出会ったのが、タオサンガ道場の人たちが唱えている、メロディのついた不思議なお経でした。
タオサンガの音楽念仏
「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ・・・」
おばあちゃんやおじいちゃんが仏壇に向かって手を合わせ、念仏を唱えている姿を見たことある人も多いのではないでしょうか?
漢字で書くと「南無阿弥陀仏」。
アミダ様と呼ばれ親しまれてきた仏様。「阿弥陀如来」の名を唱える「ナムアミダブツ」が念仏です。和田寺タオサンガ道場では、毎週、各自がオープンな念仏修養会を行っています。
さらにゴールデンウィークには、長野県松本市の国際道場で、「音楽念仏リトリート」が開催されます。世界各地から有志が集まり、音楽念仏で楽器や歌を練習しながら、7日間のリトリートを体験するのです。
「音楽念仏?楽器?」少し不思議に思われた方もおられるかもしれません。そうです、和田寺タオサンガ道場の念仏に参加するのは、バンドに参加するようなものなのです!
実際に念仏やお経にメロディがあることで、覚えやすかったり親しみやすくなったりします。たくさんの人に、仏教をもっと身近に感じていただけたら嬉しいなあと思っています。また、歌うことや演奏することは楽しく、元気が湧いてくる人も多いようです。
この音楽念仏、どんな感じなのかなと言いますと、念仏や、般若心経等たくさんのお経それぞれに、メジャーコード、マイナーコード、様々な美しいメロディがついています。演奏する楽器も色々あります。キーボード、ギターに、琴や団扇太鼓、鈴といった和楽器も加わります。
松本での音楽念仏リトリートはお経のテキストを見ながらメロディとともに唱える練習、五体投地や振付けの練習、楽器の響きを心に入れるワークなど、音楽念仏を楽しみながら体験できる内容が盛りだくさんです。
また、みんなでワイワイ話しながら食べる手作りの食事や、近くの温泉ランドでのくつろぎのひと時はとても楽しくて、海外からの参加者にも好評です。
ゴールデンウィーク初日の4月27日はそれぞれ来られる時間に到着し、28日から本格的に練習をスタートする予定です!
ご興味ある方は、まずはご一報いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
■音楽念仏会・ワークショップ情報
・松本国際道場 音楽念仏リトリート
2019年4月27日(土)〜 5月3日(金) 松本国際道場
・京都タオサンガセンター 念仏修養会
毎土曜 18時開始(約1時間半)
・東京タオサンガセンター 念仏修養会
毎月曜・土曜 18時開始(約1時間半)
毎水曜 19時開始(約1時間半)
※京都と東京にある浄土宗和田寺の道場「タオサンガセンター」にて、毎週、音楽念仏修養会を開催しています。念仏リトリートや音楽念仏にご興味ある方は、各タオサンガセンターにお気軽にお問い合わせください。
・京都タオサンガセンター 電話 075-551-2770 (本田)
〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入ル元町367-2
・東京タオサンガセンター 電話 03-3385-7558 (中河)
〒165-0027 東京都中野区野方1-5-11
タオサンガ・ウェブサイト http://taosangha.com
メール:girlwadaji@gmail.com