2500年前の味を再現した「お釈迦様が食べたかもしれないカレー」がレトルトカレーになって登場。

昨年の築地本願寺「はなまつり」で即完売し、SNSでも大反響だった「お釈迦様が食べたかもしれないカレー」。このカレーが再販希望の声に応え、レトルトカレーになってMakuakeで販売プロジェクトを開始しています。

Makuakeプロジェクトページhttps://www.makuake.com/project/oshakasama_curry/
購入可能期間:2026年4月8日(水)10:00〜2026年5月10日(日)  22:00

この度は開発者の私、竹中がこちらへ寄稿の機会をいただきましたので、このカレーの特徴や小話をご紹介したいと思います。

■きっかけは?

新宿ゴールデン街でお坊さんと友達になったことがきっかけです。そこから法話の面白さにはまって、気づけば夢中になって仏教のポッドキャストを聞き、お坊さんのお話を読み漁るようになりました。そして、その延長線上で始まったのがこのカレーのプロジェクトです。

アーユルヴェーダ(古代インドの伝承医療)文献研究や初期仏教の食文化研究者への取材をもとに、当時の材料でレシピを構築しています。タイムマシーンに乗って「食」の旅をする。そんなロマンをもって、太古のカレーを現代に再現しました。このカレーをきっかけに仏教の楽しさが広がってほしいという願いも込めています。

■ 「お釈迦様が食べたかもしれないカレー」の特徴

ポイント① 約2500年前の食文化に基づく食材選定

初期仏教の僧侶達は、労働が禁止されていて、いただいたものを全て食べるというルール(托鉢文化)がありました。この背景からヤギ・鹿・豚などの肉類も食べていたとする研究者も多く、今回は鶏肉を使用しています。ニンニクも避けてたそうですが、同じ理由で少量使っています。ニンニクが好きで臭い!って怒られていたお坊さんもいたとか。

ポイント② 現代カレーの基本材料であるトマト・唐辛子・ターメリック不使用

トマトと唐辛子は、インド伝来が1500年代の大航海時代と言われており、2500年前のインドには存在しませんでした。また、カレーには欠かせない定番スパイス「ターメリック」ですが、当時は薬や染料としての扱いが主だったこと、栽培も大規模にできなかったのでは?という説を採用し、今回は泣く泣く不使用としています。

ポイント③ 古来より伝わる7種のスパイスを厳選

ヒハツ(長胡椒)、黒胡椒、生姜などが当時の辛味の主役でした。東インドエリアで古くから伝わるミックススパイス「パンチフォロン」の原型を参考に7種のスパイスを使用しています。油は当時主流のごま油、うま味の補填には仏教用語にある乳製品『醍醐』の背景からヨーグルトを使用しています。「醍醐味」とは本当の面白みを知るという意味ですが、これは仏教用語です。乳製品の発酵段階で美味しさが変わる五段回(乳→ 酪 →生蘇→熟蘇→醍醐)から最高の味を表すとされ、使われるようになりました。

■今後の展開

このカレーをきっかけに広島の僧侶の方々との御縁ができまして、今年は広島で開催された「カレーなる花まつり」に出店させていただきました。

ステージではインド楽器のタブラやシタールでの演奏、ボリウッドダンスとコンテンツ盛り沢山で僕たちも3時間の開催でしたが100食を販売することができました。

とにかく思ったのが広島のお坊さんの熱量がすごいということ。「安芸門徒(あきもんと)」という総称がついた意味がわかった気がします。

僕はWEBを使ったコンテンツ企画や広告制作の出身なのですが、今回の出店で布教という考え方だとKPI(目標指標)が違うんだなと肌で感じました。

この経験からカレーが檀家さんとの架け橋になったらいいなと改めて思いまして、基本はスーパー・量販店などには卸販売しないつもりですが、お寺や個人店には卸販売をしようと考えております。もしご興味がある方がいらしたらご連絡いただけますと幸いです。

また、ここを強調するつもりはないので、あまり文章化しておりませんが利益の一部は児童支援を行う「おてらおやつクラブ」に寄付いたします。

https://otera-oyatsu.club

是非、クラウドファンディングや今後の活動にも応援を宜しくお願い致します。

■ レトルトカレーレシピ開発者

株式会社 食欲 代表 竹中直己
https://www.makuake.com/member/index/908267/ 

フードコンテンツプロデューサー / 作家

カレーやスパイスに関わるコンテンツプロデュース事業、執筆、 商品開発、広告企画などを手がける。 RHYMESTER宇多丸「ムルグ・アール・マサラ」、YOASOBI「ピリリとマロロ」などのレトルトカレー、食品PB、OEMサポート、キャンペーン企画商品など多岐にわたって実績あり。Podcast「カレー三兄弟のもぐもぐ自由研究」配信中。著書にSFカレーファンタジー小説「少し不思議なカレーの物語」がある。好きな概念はカレー。

  • 会社概要
社名:株式会社食欲
事業:食に関わるコンテンツ制作・プロモーション企画、デザイン制作、WEB・ECサイト制作、書籍等出版物の制作・販売、スパイスを使った商品開発・製造・販売。
所在地:東京都世田谷区経堂1-18-11 山田ビル2階
代表:竹中 直己
URL:https://syokuyoku.co.jp/

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