【3/4・5】集え若者!集え名古屋!「スクール・ナーランダ」vol.7 東海

今考えたい、私と誰かがつながる「言葉」

人と距離をとる時代、マスク越しの会話。WITHコロナと言われて早3年がたちました。
授業はオンライン。SNSは当たり前。VR導入。コロナ禍が画面越しの繋がりを一気に加速させ、私たちのコミュニケーションは日々、物凄い速度で進んでいます。

「誰かとつながっていたい」

人と会えない孤独と寂しさを埋めるように、私たちは日々画面越しの誰かに時に癒され、時に傷つく。そして人を傷つけてしまうことさえあります。

そんな今だからこそ考えたい「言葉」。

画面越しでも、対面でも、SNSでも、日常に溢れる「言葉」。言葉一つで傷つけられ、言葉一つで救われる。私たちは言葉をどのように使えばいいのでしょう?

そんな思いから、今回は《共鳴〈いいね!〉か、断絶〈ブロック〉か。~「言葉」によるコミュニケーションのはじまりと現在》をテーマに掲げました。

ポストコロナを生きる私が「今」と「未来」を生きる軸を、スクール・ナーランダで共に考えていきたいと思います。

対面開催だから肌で感じてほしい充実の講義

今回の「スクール・ナーランダ」は、3年ぶりの対面開催となります。オンライン化が進んでいる今、「オンラインでもよくない?」なんてことも頭をよぎりますが、今だからこそ「生」で聞いてほしい特別講義、鼎談、ディスカッションがここにあります!!

今回ゲストにお招きするのは、ジャーナリスト、動物行動学者、アーティスト、評論家、ダンサー、そして、僧侶。

一日目となる3月4日には、国際ジャーナリストでありタレント・ミュージシャンでもあるモーリー・ロバートソンさんと、動物行動学・生物心理学者の岡ノ谷一夫さんをお迎えします。

モーリーさんはテレビでもすっかりおなじみで、そのマルチなキャラクターと知性で活躍の場を広げ、富山県氷見市や広島などゆかりの地にて地域創生にも積極的に関わっておられます。

岡ノ谷さんは帝京大学教授、東京大学名誉教授・客員教授を勤められ、小鳥の歌の進化と機構から人間言語の起源を考える研究で知られています。

そんなお二人に加え、米国ロサンゼルス別院に勤務経験もある浄土真宗本願寺派の僧侶・葛野洋明さんも登壇されます。

この日は3名それぞれの講義、そして、トークセッションや、参加者も加わったディスカッションが予定されています。

二日目3月5日には、僧侶でありアーティストでもある西村宏堂さん、評論家の荻上チキさん、そして表現者・ダンサーである鹿子澤 拳さんをゲストにお迎えします。

西村宏堂さんはアメリカを拠点にミス・ユニバース世界大会などでメイクアップアーティストとして活動されたのち、浄土宗の僧侶となった異色の経歴の持ち主。さらにLGBTQ活動家としても知られ、2021年にはTIME誌「次世代リーダー」に選出されました。

荻上チキさんはラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)メインパーソナリティを務められ、メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広い知見を持つ評論家として知られています。またNPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事や一般社団法人「社会調査支援機構チキラボ」所長も務められ、社会問題にコミットした活動も行っておられます。

鹿子澤 拳さんは生まれつき聴覚に障害を持ち、デフコミュニティの当事者として様々な葛藤、自分自身のアイデンティティに悩みながらも、ありのままの自分」をモットーに、ダ東京2020パラリンピック開閉会式、紅白歌合戦2021に出演されるなど幅広い分野で活躍されている表現者です。

そして本願寺派の僧侶からは野呂 靖さんが登壇。東大寺など中世の寺院で行われていた論義や談義とよばれる、相互のコミュニケーションを研究しながら、「認定NPO法人京都自死・自殺相談センターsotto」の設立に携わり、理事も務めるお坊さんです。

西村さんはオンラインでの講義のみ行われ、そして鹿子澤さんはトーク・セッションとワークショップを担当してくださいます。荻上さんと野呂さんは、講義とトーク・セッションに登壇される予定です。

上質なワークショップを体験しよう

講義やトーク・セッションの他に、2つの特別なワークショップも用意されています。

初日の3月4日は、国指定の伝統的工芸の技を学ぶものづくり体験として、三重県の伝統工芸伊勢型紙を使ったオリジナルの華葩(けは)(法要の際に使われる、蓮の花びらをかたどった紙片)を作るワークショップを体験。

この伊勢型紙は、もとは着物などの生地に文様を染めるためのもので、近年では型紙の優雅で繊細な図柄の芸術性から染色用途だけでなく、美術工芸品や家具などにも使用されています。

二日目の3月5日には、パラリンピック開会式ダンサー「かのけん」こと鹿子澤拳さんを講師として、ダンスでのコミュニケーションにチャレンジ!「言葉」以外のコミュニケーション手段、身体を使うダンスで、果たして相手の思いを受け取れるのか!?皆さんと一緒に体験してみたいと思います!

ここでしか味わえない、貴重な学びと体験。「言葉」によるコミュニケーションのはじまりと現在、そして未来を、共に考えていきましょう!皆さまぜひ名古屋にお越しください!


◆「スクール・ナーランダ」vol.7 東海

日 時:2023年3月4日(土)・5日(日) 9:30~17:00
会 場:本願寺名古屋別院(西別院) 愛知県名古屋市中区門前町1番23号
対 象:15歳~29歳まで
定 員:各日40名
参加費:一般:1日のみ3,000円、2日間通し5,000円(昼食付)
    学生:1日のみ2,000円、2日間通し3,000円(昼食付)※受付にて学生証を提示
申込方法:下記申込みページ(Peatix)からお申込みください。
https://nalanda7-tokai.peatix.com/
※Peatixでのお申込みが難しい場合は、下記お問合せ先までご連絡ください。
申込締切:2023年2月27日(月)正午

主 催:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
共 催:浄土真宗本願寺派 東海教区「スクール・ナーランダ」実行委員会
企画・ディレクション:エピファニーワークス
企画・運営:浄土真宗本願寺派 東海教区「スクール・ナーランダ」実行委員会/「チーム・ナーランダ東海」

【お問合せ先】
浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下ル 浄土真宗本願寺派宗務所
https://goen.hongwanji.or.jp/
E-mail:goen@hongwanji.or.jp
TEL:075-371-5181(代表) FAX:075-351-1211 

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