オンラインで学べる!武蔵野大学オムニバス仏教講座「親鸞を語り直す」3/29まで開講中!

浄土真宗本願寺派が設立し、仏教の根本精神を基礎とする武蔵野大学のオムニバス仏教講座が、3月29日まで期間限定、オンラインで開講されています!

来年2023年は浄土真宗の開祖・親鸞聖人の誕生850年という節目の年を迎えるということで、「親鸞を語り直す」がテーマ。武蔵野大学に所属される5名の仏教学者が、それぞれの立場から親鸞について語る、という内容となっています。

全5回の講座と、それぞれの講師を簡単にご紹介いたしましょう。

・「浄土真宗とは何か」 武蔵野大学准教授 前田 壽雄(まえだひさお)
真宗学が専門の前田氏の講座。親鸞の主著『教行信証』をはじめ、和語・漢語聖教の著作から、浄土真宗とは何かを考えます。

・「親鸞にとっての世親」 武蔵野大学講師 長尾 重輝(ながおしげき)
唯識を専門とする長尾氏による講座。唯識思想の大成者である世親(天親)を敬った親鸞が、どのようにその思想を捉えていたかを整理します。

・「大乗としての親鸞思想」 武蔵野大学准教授 新作 慶明(にいさくよしあき)
インド大乗仏教、中観思想を専門とする新作氏の講座。大乗仏教の中心となる空の思想の観点から、親鸞思想を考えていくという講座です。

・「親鸞と如来蔵思想―悪人は正しい信心を持てるのか?―」 武蔵野大学准教授 日野 慧運(ひのえうん)
インド分画、インド哲学仏教学が専門の日野氏。親鸞思想における「悪人」が正しい「信心」を持つことが可能なのか、如来蔵思想の観点から解説を試みます。

・「近代日本の親鸞ブーム」 武蔵野大学准教授 碧海 寿広(おおみ としひろ)
近代仏教研究を専門とする碧海氏による講座。明治以降、何度もその思想に注目を集めた親鸞について、その人気となる背景を探ります。

以上の5講座となります。講座は連続の受講はもちろん、1回のみの受講も可能です。またオンライン講座ということで、期間中(3月29日まで)であれば、いつでもお好きな時間にご視聴をいただくことができます。

大学の仏教講座ということで、内容は少し専門的なものになるかもしれませんが、これだけ硬派でしっかりとした講座を受講できるチャンスは滅多とないかと思います。仏教、そして親鸞思想に興味がある方は、ぜひどうぞ!


■武蔵野大学 オムニバス仏教講座「親鸞を語り直す―誕生850年を迎えるにあたって―」

視聴期間:2022年2月23日(水)〜3月29日(火)
受講料:全講座(5講座)6,000円、1講座 1,500円
※1講座90分(30分×3)となっております。
お申込み:こちらのリンクからお申し込みいただけます。
http://lifelongstudy.musashino-u.ac.jp/site/course/list/

お問い合わせ:lifelong@musashino-u.ac.jp 
       TEL 042-468-3222(武蔵野大学 地域交流推進課)

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