いつも身に付けられる、新しいカタチの数珠〈一蓮珠〉発売!

「お寺・神社・日本文化をもっと身近に!」をコンセプトにした「神社仏閣オンライン」はこの度、日常で身に付けられる数珠〈一蓮珠(いちれんじゅ)〉を作りました。

離れていても繋がっている『一蓮托生』

以前寄稿いたしました「僧侶えいしょう」こと、河村英昌です。㈱神社仏閣オンライン共同代表を務めながら、浄土宗寺院で副住職をしています。

人と人が直接会う機会が減っている現在。会えないことが人々の不安に繋がり、その不安が社会に影を落としています。

こんなご時世に仏教の力で何かできることはないか、そう考えた私は、僧侶YouTuber仲間である浄土宗・安養寺の清水良将(しみずりょうしょう)さんに相談を持ち掛けました。

河村「良将さん、どうすれば人々の不安を和らげることができるでしょうか。」

良将「浄土宗には『一蓮托生(いちれんたくしょう)』という言葉があります。誰かが先に亡くなったとしても、その人とのご縁は途絶えることなく、また極楽で再会できるという意味です。離れていても繋がっているという安心感こそ、今不安を抱える人々に必要なものではないでしょうか。」

河村「離れていても、想いが繋がっている。それです良将さん!コロナ禍で会いたい人に会えない人々が、安心感を得られるようなプロジェクトにしましょう!」

こうして『一蓮托生』というキーワードを基に、このプロジェクトは始動しました。

疫病に打ち勝った数珠

歴史上、日本では幾度となく疫病に悩まされてきました。そして、それを様々な手法で乗り越えてきました。

河村「そこに何かヒントがあるはずです。」

良将「数珠がいいかもしれませんね。百万遍知恩寺の数珠繰りの歴史は知ってますか?僧侶と弟子たちが大念珠を輪になって囲み、それを七日七夜回しながらお念仏を唱え続けたことで、疫病が収まったという歴史があります。同じ数珠を持つことで得られる安心感が、疫病に打ち勝ったのです。」

河村「百万遍知恩寺の数珠繰りは今も行われていますよね。」

良将「今も昔も変わらないことは〝繋がり〟から得られる安心感です。不安を抱えた人たちが集まって同じ数珠を持ち、一緒にお念仏を唱えることで”繋がり”を実感することができます。そこで得られる安心感が、疫病を打ち負かしたのです。」

たとえ離れていても、人と人の間に”繋がり”があることには変わりはありません。数珠は持つことで”繋がり”を実感できるお守りになります。一蓮托生から文字を借りて〈一蓮珠〉と名付け、蓮の模様を一つ彫りました。この一蓮珠が一人でも多くの方の不安を和らげてくれることを心より願っております。

日常で身に付けられる数珠<一蓮珠>

「付けているだけで安心できる」
「いつも身に付けていたい」

そんな数珠を作るため、<一蓮珠>は日常での使いやすさにこだわりました。

この一蓮珠は、創業335年の老舗『安田念珠店』と、創業240年の老舗『小堀仏具』と共同開発したものになります。日常での使いやすさを追求したミニマルなサイズ感とシンプルなデザインで、ビジネスにもカジュアルにも自然に溶け込みます。カラーバリュエーションも6種類と豊富に取り揃えており、ファッションやシーンに合わせてお選びいただけます。

収納ケースは化粧箱のような丸型で、親近感が沸くデザインとなっております。見た目も美しく、プレゼントとしてもお使いいただける仕様です。

一般的な腕輪念珠と大きく異なる点は、玉の大きさと数です。一般的な腕輪念珠の主玉は直径7~8㎜であるのに対し、一蓮珠の主玉は直径3~5mmと小さいため、主張しすぎない見た目になっています。

また、一般的な腕輪念珠の玉数は10~30個であるのに対し、一蓮珠の玉数は108個です。この108という数は、各宗派の正式なお念珠と同じであるため、一蓮珠は腕輪念珠としても正式な数珠としてもお使いいただけます。

普段はブレスレットとして、お祈りのときは手にかける数珠として、シーンに合わせた使い方ができます。

●商品ラインナップの詳細はコチラから
https://jinjabukkaku.online/ichirenju/

ご縁を繋ぐ〈一蓮珠〉

さらに今回、一蓮珠が素敵なご縁を繋ぐものになって欲しいという願いから、一蓮珠をご購入いただいた金額の3%を、インドの子供たちの教育や医療難民の方々の支援をされている仏心寺さんへ、活動資金として寄付させていただきます。数珠を身に付けることで、遥か遠くの知らない人とご縁が繋がり、助けになることができるのです。

ご縁はまた新たなご縁を呼び、次々と繋がっていくものです。それは身近な大切な人かも知れませんし、遠くの誰かとの思いも寄らないご縁かも知れません。あるいは、仏様や日本文化そのものとのご縁かも知れません。神社で会った知らない人がたまたま同じ数珠を付けていた、なんてご縁もあるかも知れません。

そんなご縁の始まりとして、この一繋がりの輪はきっと役に立ってくれることでしょう。私自身、ここから繋がるまだ見ぬご縁を心より楽しみにしております!

▪ご予約・詳細はコチラから
https://jinjabukkaku.online/ichirenju/

▪YouTubeでも一蓮珠にかける想いをお話しました!https://www.youtube.com/watch?v=_5IEvv69Qbo&t=27s

▪清水良将さんのチャンネルはコチラ
・りょーしょーチャンネル
https://www.youtube.com/user/ryosho1013
・りょーしょーお寺チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCxJmnRVBzfPpKJiihkmoVzQ

▪神社仏閣オンラインの活動について、以前取り上げていただきました!
https://higan.net/now/2020/11/jinjabukkaku-online/

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。