お寺の女性が少しでも明るく前向きになるためのオンラインサロン「お寺マダム」がスタート

こんにちは。浄土真宗寺院で若坊守をしているリンゴと申します。この度、匿名性で参加できるお寺の奥様向けのオンラインサロンを立ち上げることになりました。

お寺の奥様は孤独!?

浄土真宗では、住職の配偶者は「坊守(ぼうもり)」という役割を担います。主に接客応対や掃除、日々の雑務に加え、お寺の留守番などを行っています。また、まだ住職になっていない後継者の配偶者は、正式名称ではありませんが「若坊守」と言われます。多くのケースではお寺に嫁いだ女性が「坊守」となるので、お寺に嫁いだ女性は結婚と同時にそのお寺のやり方に慣れていかなければなりません。

お寺という特殊な環境に加え、多くの方が二世帯同居(なかには三世帯同居)で、365日休み無し。プライベートもあるのか無いのか定かではない生活がスタートします。手本となる上司は基本的に先代坊守オンリー、そしてお檀家の皆さんからのプレッシャーや、先々のお寺の経営の心配、住職夫婦との人間関係などなど、様々な悩みがつきものです。

そんな状況下でありながら、お寺の坊守同士の繋がりがとても少ないのが現状です。坊守同士の集まりがあってもお寺の名前を背負って赤裸々に話をすることは難しく、気心の知れたお寺友達同士ならまだしも「あそことあそこのお寺さんが親戚だった」というのは珍しいことではありません。孤独な立場で戦っているお寺の女性も多いのではないでしょうか。

お寺の奥様の可能性

そんな孤独で、正解が分からないながら頑張っているお寺の奥様(とくに若坊守)は実は可能性を秘めているのではないかと思います。

まずお寺を運営するメンバーの中で若いというだけで色々な事を柔軟に吸収することができ、先入観無しにチャレンジすることができます。さらに僧侶(女性僧侶の方もいらっしゃいますが)の布教活動とはまた別の視点を持つことができ、よりお檀家の方と近い立場から物事を捉えることができます。在家出身の方はより一層業界の違和感や逆にお寺の良いところ、またお寺の理想のあり方を客観的に考えることができると思います。

まだまだ古いしきたりの中で、女性にスポットがあてられる機会は少ない気がしますが、そんな魅力溢れた女性が心地よく過ごせる土台作りは必要なのではないでしょうか。

まずは安心して相談できる場を

そのような悩みと可能性を抱えるお寺の奥様たちと、共に励ましあい、支え合いながら交流できるようにと始めましたのが、このオンラインサロン「お寺マダム」です。

まだオンラインサロンが始動して間もないのでメンバーも少ないですが、同じような立場の人に共感してもらえるだけでどれほど心が救われることか!!そして今まで長らく抱えていたモヤモヤを実際サロンで打ち明けることで、あっけなく問題解決することができました。例えば電話対応での言葉選びでも先代坊守のやり方にずっと違和感を抱えていたのですが、サロンメンバーに相談することでアドバイスを頂けることができました。そんな些細な疑問を気軽に投げかけられる場所が運営者でありながら貴重だと感じています。

このサロンはお寺を簡単に出掛けることもできない坊守さんが、家にいながらスマホ1つで有意義な交流ができ、そして学びを得て、蓄積されたモヤモヤを解消することができます。

オンラインサロン自体が「まだまだ得体の知れないもの」だと思っている人も多いかもしれませんが、お寺の女性が少しでも明るく前向きになり、ホッとできる居場所・交流の場をご用意しているので、ご興味のある方はぜひ一度ご検討ください。

コロナ禍で先行きが見えないご時世ですが、一緒にこれからのお寺を坊守の立場で模索しましょう!

■オンラインサロン「お寺マダム」

https://otera-madam.com/

【参加資格】浄土真宗寺院の20歳~50歳のお寺の坊守(もしくは若坊守)・お寺に嫁ぐ予定の方
【参加費用】月額780円

彼岸寺

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。