【3/5】第27回BDKシンポジウム「現代社会の分断と調和を考える~最澄と徳一の論争を手がかりに~」を開催!

公益財団法人仏教伝道協会の高橋と申します。今回、3月5日に開催予定の第27回BDKシンポジウム「現代社会の分断と調和を考える~最澄と徳一の論争を手がかりに~」についてご案内いたします。

仏教伝道協会では、年に数回、様々なジャンルでご活躍する方々を講師に迎え、仏教の社会的役割にスポットを当てたBDKシンポジウムを開催しております。

今回は昨年10月に刊行され、仏教界だけでなくSNSなどでも大きな反響を呼んでいる『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』(岩波新書)の著者・師茂樹(もろしげき)氏に「現代社会の分断と調和を考える」をテーマにご講演いただきます。

最澄は天台宗の開祖として知られる日本史に名を残す僧侶ですが、その最澄と論戦を繰り広げたのが法相宗の僧侶・徳一(とくいつ)です。徳一の著した『仏性抄』を発端に、最澄と徳一がお互いに著作の応酬によって論戦を繰り広げたという歴史を紐解いていき、そこから現代社会の抱える課題を解きほぐすヒントを探っていきます。

第一部では、『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』の解説を軸に、最澄と徳一という二人の名僧がどのような論争を繰り広げ、その後の日本仏教にどのような影響を与えたのか、そしてそこから我々が学ぶべきことは何なのか等についてお話しいただきます。

第二部では第一部を踏まえ、現代において最澄と徳一について研究する意義、そしてネット社会や監視社会などといった現代の様々な「社会」における分断と目指すべき調和についてご講演いただきます。

当日は会場(仏教伝道センタービル・東京都港区芝)開催だけで無く、ZOOMのウェビナー機能を使用したオンライン同時配信でもご参加いただけます。仏教伝道協会ホームページからお申し込みいただけます。

現実世界でもネット世界でも広がる社会的課題について、先人である最澄と徳一の論争をヒントに一緒に学んでみませんか。皆さまのご参加お申し込みをお待ちしております。

■第27回BDKシンポジウム「現代社会の分断と調和を考える~最澄と徳一の論争を手がかりに~」

日 程:2022年3月5日(土)
時 間:13:30〜15:30
会 場:仏教伝道センタービル8階(東京都港区芝4-3-14)
参加費:会場、オンライン共に2,000円(要事前お申し込み・要事前支払い)
お問合せ・お申し込み 公益財団法人 仏教伝道協会
TEL:03-3455-5851 FAX:03-3798-2758
Email:event@bdk.or.jp 
URL:http://www.bdk.or.jp
主 催:公益財団法人 仏教伝道協会

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