2009年7月 1日

shoyo01.gif 前回に引き続き " そうめん " と名がついていますが、今回は一風変わったそうめんをご紹介します。 色味から " 翡翠 " と名付けましたが、実はこれ、キュウリなんです。

 【 禅僧の台所 】 では、これまでも簡単で手軽な精進料理をご紹介してきましたが、今回にいたっては、とにかく手間がかかっています。 ただひたすらにキュウリを細く長く切るという、正直面倒くさい作業が多いのですが、その苦労をしても余りあるほどの感動が、この料理にはあります。

 見た目の美しさのみならず、さっぱり且つプルプルした食感が最高の料理ですので、 是非作ってみてください。

※ 今回はそのプルプル感を見ていただきたいので、料理写真をクリックしてみてください。 拡大して見やすくなります。

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【 レシピ 】 <2人分>
・キュウリ・・・2本
・オクラ・・・1本
・わかめ(生でも乾燥でもどちらでも可)・・・少々

・片栗粉・・・50g

<そうめんつゆ>
精進だし(昆布+椎茸)・・・200cc
・薄口醤油・・・大さじ1 
・日本酒・・・大さじ1
・ゆず胡椒・・・1g

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2009年6月15日

shoyo01.gif 気付くと、ジメジメした空気が体にまとわりつく時期になりました。 そう、今はまさに梅雨真っ只中です。 高温多湿で体がベトベトしてくるこの季節は、個人的にはあまり好きではありません。 しかし、今年は雨が少なく、水不足で困っている地域も多いので、やはり降るべき時には降ってもらうのが一番なのでしょう。

 こんなじっとり汗ばんで体がダルくなる時は、やはりあっさりしたものが食べたくなります。 冷やし中華やざる蕎麦といった冷たい麺類が定番としてあげられますが、十数年前に発明された冷製パスタも今では不動の人気を誇っています。

 そこで、今回の料理はその " 冷製パスタ " からヒントを得て考えました。 ただ、本来そうめんは冷たくして食べるものなので、" 冷製そうめん " というネーミングはおかしいのですが、イメージが最もつきやすいと考えて、この名前でご紹介していきます。

tomato-reisei-soumen.jpg


【 レシピ 】 <2人分>
・そうめん・・・2束
・フルーツトマト・・・5個
・大葉・・・2枚

<合わせソース>
・エキストラバージン・オリーブオイル・・・大さじ2
・グレープフルーツの絞り汁 (100%ジュースでも可)・・・50g 
・天然塩・・・小さじ1
・新生姜・・・すりおろし5g

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2009年6月 1日

shoyo01.gif そら豆の季節です。 といっても、そら豆の旬はあっという間に過ぎてしまうほど、ごく短いものなので、今しか美味しく食べられません。

 そら豆は、【 空豆 】 とも 【 蚕豆 】 とも書きます。 空豆は、サヤが空(上)に向かって成るからということで、蚕豆は、蚕 ( カイコ ) の繭に似ているからということらしいのですが、その由来に関しては、はっきりとしていないようです。

 さて、今回ご紹介する料理は、見た目も涼しく、さっぱりと食べられる、"そら豆の寒天寄せ" です。

soramame-kantenyose.jpg


【 レシピ 】 <2人分>
・そら豆・・・6本
・キュウリ・・・スライス2枚
・大葉・・・1枚

・昆布だし・・・150g
・粉寒天・・・1g
・薄口醤油・・・小さじ1
・天然塩・・・ひとつまみ
・日本酒・・・大さじ1

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2009年5月15日

shoyo01.gif 私のお寺の庭に、小さな山椒 ( さんしょう ) の木が植えてあります。 この山椒の葉が、よく飾りで使われる " 木の芽 " です。

 お店で売られている木の芽と違い、庭の木の芽は形が不揃いで、飾りになる若いものを探すのも一苦労です。

 今回の料理は、そんな庭の木の芽を見て考えついた、超シンプルな一品です。 木の芽の香りと合わさった今が旬の新牛蒡の風味をご堪能ください。

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【 レシピ 】 <2人分>
・新牛蒡・・・2本
・木の芽・・・5枚

・ごま油・・・小さじ2
・薄口醤油・・・小さじ1・1/2
・日本酒・・・大さじ3

続きを読む"新牛蒡のきんぴら 木の芽和え"
2009年5月 1日

shoyo01.gif 月に2回更新するというのシステムを採るようになって、ちょうど1年が経ちました。 あんまり長続きがしない私ですが、何とかここまで続けることが出来ました。

 これも、更新の度に見てくださっている常連の方々や、何気なく " 精進料理 " について検索して、わざわざ見に来ていただいた方々のお陰です。

 そんな皆様に感謝の意を表して、アスパラガスとタケノコという今一番美味しい食材を使った、美しい料理を紹介します。

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【 レシピ 】 <2人分>
・アスパラガス・・・太め4本

<具>
・もめん豆腐・・・1/4丁
・山芋(とろろ)・・20g
・タケノコ(水煮のものでも可)・・・20g
・アスパラガス・・・1本
・片栗粉・・・小さじ2
・ごま油・・・小さじ1/2
・薄口醤油・・・小さじ1
・みりん・・・小さじ1
・天然塩・・・小さじ1

続きを読む"アスパラガスの包み蒸し"
生活そのものが修行であるとする曹洞宗の大本山永平寺では、修行僧が料理を作ります。 料理を作ることも、食べることも、坐禅や掃除と同様に仏道修行そのものなのです。 その永平寺で本場の精進料理と出会った吉村昇洋が、分かりやすく且ついい感じに、精進料理とその背景を紹介していきます。 見やすく分かりやすいレシピ付き! 更新は毎月1日と15日の2回です。
吉村昇洋
広島県内の曹洞宗寺院副住職。 1977年3月生まれ。駒沢大学大学院仏教学専攻修士課程修了後、学問の世界から飛び出して実践の場を求め、曹洞宗大本山永平寺にて2年2ヶ月間の修行生活を送り、現在に至る。