はじめまして、絵本作家のnorycoです。

はじめまして。この度こちらの「インターネット寺院 彼岸寺」で絵本の連載をすることになりました、noryco(のりこ)と申します。連載を始める前に、簡単な自己紹介と、私の作品についてをご紹介したいと思います。

「私」について。

1980年、大雪の日に生まれたそうです。生まれたのは東京の病院ですが、籍は愛媛県、転勤族で幼稚園2回、小学校2回、中学校2回変わっています。そのせいなのか、中々一つのところに長く「いつく」ことができず、自分で寂しい状況を作り出してしまいます。

それが2002年ごろ、だんな様に出遇い、浄土真宗の教えを徐々に知っていきました。あちこちにぶつかり、よたよたしながらですが、少しずつ、寂しくても安心な道を歩みつつあります。

サンパウロ別院

2006年に入籍、同時に「海外で開教使」をしたいという、だんな様に半年遅れでついてきて、現在ブラジルで生活をしています。サンパウロ伯国別院、プ・プルデンテ本願寺、ロンドリーナ本願寺を経て、昨年度末より再びサンパウロ別院でお世話になっており、私はラーメン屋さんでホール係のアルバイトをしています。

絵本と私

私は幼いころから絵を描くことが好きだったようです。そして母はたくさんの絵本を読んでくれました。図書館にもよく連れて行ってもらい、本の世界にはまり込むのに時間はかかりませんでした。小学校のころから図書館に入り浸るようになり「空想の世界」「オハナシの世界」の住人になりました。

その頃は、自分で物語やキャラクターを作ってノートに書き溜めていました。もちろん漫画も大好きで、高校時代は友達と同人誌を出版したりもしました。でも、絵が職業になる、とは思っておらず、描きたいときに描く、趣味でした。

2013年から、ブラジル生活の記録用に絵日記をつけはじめてから、「自分のオハナシを描きたい」という思いが募り始めました。それからは、毎日絵をかき、LINEスタンプやグッズを作り始めました。

2017年、初の出版絵本となる『青い鳥がなくとき』(自照社出版)が出来上がり、その時にはもう、次のお話が生まれつつありました。

こうして絵本をかくようになり、絵本作家として、生きていきたい、とにかく絵にかかわる仕事をしたい、今はそう思っています。

これまでの作品について

『青い鳥がなくとき』は2017年に自照社出版より刊行しました。「ブッポウソウ」と呼ばれる鳥が、コンプレックスを抱えたまま、認められていく、そんなお話です。

日本に一時帰国した際、元ブラジル開教使のお坊さんに見ていただき、その方のお力添えで絵本出版の第一歩を踏み出すことができました。たくさんの、すばらしい方々との出遇いがあり、皆さんの協力を経て絵本になりました。

そして、読んでくださった皆様から、多くの、感謝、感動、驚きの声をいただき、ありがたく思っています。この場を借りて、青い鳥と歌ってくださった皆様に、心より感謝申し上げます。ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます!!

現在、私の手元にはわずかな在庫がありますが、自照社出版さんが廃業のため日本での在庫はどうなっているのかわかりません。オンライン書店などで買えるようですので、よろしければぜひ、読んでいただければと思います。

だんな様の作曲でテーマソングもあり、YOUTUBEにて朗読動画もUPしています!

絵本を通して伝えたいこと

‘’そのままでいい‘’安心が、世界中に届きますように。

これは、『青い鳥がなくとき』の帯にのせていただいた作者メッセージです。

仏教の教えに出遇わせていただいたとき、本当に光が差したように感じました。なんでもない仕事の帰り道だったのに、はっと感じたときには感動で涙したほどです。その時の暖かくほっとした気持ちが、多くの方に届けばいいなぁと思っています。

抱えているコンプレックスや、孤独感、余計なプライドや、競争心……人にはなかなか話せないこと、まるっと受け止めてくださる、そんな場所があるよ、と、私の感じたことが、安心となって伝わっていくといいなぁ、と思います。


『なにもできない猫』

ブラジルのロンドリーナという街にいるときに、猫を飼い始めました。後をついてきたらしい野良猫で、数日間は飼い主が探しにくるかもしれないため「にゃぁ」と簡易的に呼んでいたものが、そのまま彼の名前になり、今回連載させていただく絵本『なにもできない猫』の主人公にもなりました。

実際の「にゃぁ」は「なにもできない猫」ではありませんが、もし、猫の国があって、こんな世界だったら?あんな世界だったら?想像がとまらなくなり、今も、描きたいお話が貯まってきています。

もし私がこの猫の国に行ったら、何もできなさ過ぎて、きっと途方にくれてしまうでしょう。「にゃぁ」は、どんな風に生活するのでしょうか?自分の何気ない行動に反省したり、新しい経験に驚いたり、仏教的な学びを織り交ぜながら、彼の経験を描いています。彼の判断や行動には、賛成できるところも、反対のところもあるでしょう。

それも含め、さまざまな追体験をしていただけると幸いです。

最後に、少し告知的になってしまって恐縮ですが、彼岸寺でこれから連載していきます『なにもできない猫』はAmazon KDP(Kindleダイレクトパブリッシング)で販売中です。

https://amzn.to/3c6FpH9

また、『なにもできない猫』は今後シリーズで創作を予定しており、出版にご協力いただける出版社様も募集中です。もし興味を持ってくださる出版社様がおられましたら、ぜひぜひ、ご連絡ください。

そして、日本でも、SUZURIというサイトでグッズを販売しておりますので、こちらも一度覗いてみていただけますと、幸いです。

https://suzuri.jp/catanoryneco

自己紹介が長くなってしまいましたが、次回からいよいよ『なにもできない猫』の連載をはじめます。みなさまどうぞよろしくお願いいたします!

1980年生まれ、2006年入籍とともにブラジルへ。 主人と出遇い、浄土真宗(本願寺派)を知る。 2017年、初の絵本『青い鳥がなくとき』刊行。 これからもこつこつと絵を描き、上達させ、 皆様に喜んでいただけるような作品を作りたいと思っています。 絵を描き続けることができるよう、皆様の応援、お待ちしています!