【3/3】お寺で感情と向き合ってみよう! 本町広縁(ほんまちひろえん)のご案内

あなたにとって、お寺はどんな場所ですか?

皆さんは、お寺に行ってみたいと思ったことがありますか?

都会暮らしが長く、これまでお寺にご縁のなかった方や、若い方たちにとって、お寺へ行く理由はなかなか見つからないかもしれません。

「お寺って難しい」
「お寺には用件がなければ入ってはいけないのではないか」

そんなことを思い、門をくぐることを敬遠されているかもしれません。

でもお寺に行くのに、明確な理由はかならずしも必要ありません。もっと気軽に立ち寄っていい場所と捉えていただき、仏教やお寺に興味のある方はもちろん、これまでお寺にご縁のなかった方も、遠慮なくお入りいただけます。

そんなお寺に、初めての方でも入りやすいよう、昨年につづいて今年も「本町広縁」というお寺で楽しむイベントを開催いたします。

●本町「広縁(ひろえん)」にこめた願い

お寺は、ご縁が広がる場所でありたいです。

「ホッとする」
「忙しい毎日に「空白の時間」をつくることができる」
「身近で仏法(仏さまのお話)を聞くことができる」

本町・北御堂から、ご縁が広がりますように。

そんな願いを「広縁(ひろえん)」というネーミングにこめたイベントが「本町広縁」です。

はじめての開催だった昨年9月の様子は、インターネットでニュース記事になり、yahooニュースの地域(大阪)カテゴリに掲載されました。“僧侶と茶話会できるカフェ”や、“腕輪念珠つくり体験”で注目度が上がり、大勢の方々にご来場いただきました。また、開催2回目のメインとした“北御堂探検ツアー”では、ガイドの話を熱心に聞いてくださる姿が印象的でした。本町広縁は、他のマスイベントとは違うコンパクトなイベントだけに、これからもきめ細かな配慮で特別感を出し、コアなファンを増やしていきたいと考えています。

●お寺で「喜・怒・哀・恐」に向き合ってみよう!

今回は、イベントのテーマを「どれもあなたの大切な気持ち」としました。普段何気なく感情の表出を抑えて暮らしてしている私たち。身近な人間関係を維持することに疲れている人も多いかもしれません。感情と上手く付き合うことができないために引き起こされる事件やトラブルを減らす努力をすることは、現代の課題と言えるのではないでしょうか。

そこで、喜んだり、泣いたり、恐がったり、嫌な思いを思い切り吐き出すことがストレス解消につながり、少しは心が軽くなるのではと考え、準備を進めてまいりました。

そんな様々な自分の感情と向き合うために、今回会場に「喜・怒・哀・恐」の4つの感情をテーマにしたブースを設置し、皆さんに自由に体験していただきます。

「えっ?ふつう〈喜怒哀楽〉じゃないの?」
と思われるかもしれません。

「楽」という言葉は、「楽しい」という感情を表す言葉の一つです。しかし、今回は敢えて「楽」という言葉を、終わったあとに皆さんが「来てよかった」「凄かった」「面白かった」「スッキリした」など、何かを感じてもらえたか、という結果(楽果)と捉えました。そしてその代わりとして、私たちの不安につながる感情を「恐」という言葉で表現し、皆さんに体験していただけたらと考えています。

各ブースの内容は、このようになっています。

「喜」…子ども向けゲームコーナー、腕輪念珠づくり体験コーナー
「怒」…ストレス解消グッズで発散、話を聞かせていただく僧侶が待機
「哀」…話題の「涙活」体験
「恐」…特設〈地獄小屋〉で「地獄語り」映像を視聴 (15分毎リピート上映)

このほか、今年オープンした北御堂ミュージアムへの入場、本堂への参拝も可能です(16時まで)。館内に休憩スペースを用意しますので、待ち合わせや、時間調整にご利用下さい。

皆さまのお越しを心からお待ちしております。

■本町広縁

日 時平成31年3月3日(日) 13時〜17時
会 場本願寺津村別院・北御堂(大阪市中央区本町4-1-3)
参加費無料(予約不要)
主 催 
お問合せ
浄土真宗本願寺派大阪教区「子ども・若者ご縁づくり」推進委員会
06-6261-6796
後 援浄土真宗本願寺派 津村別院(北御堂)

彼岸寺は、仏教とあなたのご縁を結ぶ、インターネット上のお寺です。 誰もが、一人ひとりの仏教をのびのびと語り、共有できる、そんなお寺です。