はじめまして、真宗興正派善照寺 住職の三原貴嗣(へんも)です。
今回リニューアルした彼岸寺で執筆をさせて頂くことになった真宗興正派善照寺住職の三原貴嗣と申します。
高校時代についたあだ名で「へんも」と呼ばれることに端を発し、大人になったいまでも世界共通で「へんもさん」と呼ばれています。
うちのお寺はうどんの国香川県丸亀市にあるのですが、田舎で暮らしながらこのようなサイトを通して宗派を超えた交流をさせて頂くなんて、すごい時代になりましたね。
webサイトが仏教に楽しく触れるきっかけになって欲しい。
昔のお坊さんは直接法話をするのはもちろんのこと、教えを伝えるために手紙を書いたり本を印刷したりしました。
それはその時代の技術を使って、その時代の人に伝わる方法を選択したということです。
ですので、その昔の先輩僧侶の姿にならうとするならば現代のお坊さんは現代の人に一番よくわかる方法を考えて教えを説いていかなければならないと言えるでしょう。
難しくない入り口を。
本格的に仏教に触れるならやはり一番いいのは「お経を読む」ということになるでしょう。
しかし漢文で書かれたお経なんて、何が書いてあるかさっぱりわかりませんもんね。
そこで、偉いお坊さんや学者の先生がお経の内容を解説している本を読んでみるのですが、それはそれでめちゃくちゃ難しくてそれもよくわからないわけです。
いくらか知識をつけてからじゃないと、解説書ですら内容が理解できないんですね。
そんなハードルの高さでは一般の人にはなかなか仏教に触れてもらうことはできません。
ですから、一般的な仏教的知識ゼロの人が読んでもおもしろく、移動時間に片手間に読んでもらえるような仏教の入り口が世の中にあるということが非常に大切なことです。
現代人にとってインプットしやすいように情報の形を整え、隙間時間にスマートフォンで流し読みしても楽しめるような仏教コンテンツをお届けしていきたいと思っています。
仏教は生活の中でこそいきるもの
仏教は生き方です。
日々の当たり前の生活を送りながら、その生活の中で仏教的な物の見方を学んでいくことが重要なのです。
忙しくて自分の身のあり方を振り返る機会もない現代人にこそこの仏教の智慧は必要なもの。
仏教に興味も関心もない、仏教なんて頭に1mmもないような人にも楽しく読んでもらえるように書いていきますので、これからどうぞよろしくお願い致します。
主サイト「へんもぶろぐ」で書いたものを転載という形ではじめていこうと思っています。
仏教に全然関係ないこともいろいろ書いていますので、興味のでた方はこちらもどうぞ。
へんもぶろぐ https://henmo.net