東北関東大震災発生から3年目の3月11日(火)、京都・法然院において対話の場「お坊さんといっしょに未来の話をしよう」が開かれます。同イベントは、いまだ震災のまっただなかにある日本の今とこれからについて、それぞれの思いを話す場。法然院貫主・梶田真章さん、「お寺の未来」代表・松本紹圭、彼岸寺からは「寺業計画書」の松島靖朗、メルマガ担当・桂浄薫など、さまざまなお坊さんたちにもご参加いただき、今の日本の状況を共有したうえで未来をいっしょに考える時間を持ちます。
同イベントは、昨年まで「お坊さんといっしょに原発の話をしよう」というタイトルで開催していたたシリーズの続編。2011年夏より、彼岸寺編集部の杉本が発起人となり、法然院・梶田貫主のご厚意で3回開催させていただきました。
今回からは、あえてテーマを原発に限定することなく「お坊さんと市民が対話する場」として行うことにしました。「震災後ではなく、震災まっただなかにある日本の現状を受け止めながら、お坊さんといっしょに未来の話をする」場をつくります。
当日は、最初にひとりひとりから今の思いをお話いただいたのち、話したいことがある人からテーマを募集。グループごとに自由に話し合っていただく予定です。
昨年は、世代も背景も違う33名の方がご参加くださいました(お坊さん8名含む)。お坊さんは、私たちが死んだ後のことも一緒に考えてくれるという意味でも、私たちの未来に寄り添ってくださる存在です。あの震災が起きた日にみなで集い、あれから何が起きたのか、今の日本はどうなっているのか。そしてこれからどんなふうな未来を考えたいのか? をお坊さんといっしょに話してみませんか?
3月11日の午後、法然院にてお待ちしています。
■開催概要
日時:2014年3月11日(火)13時30分〜16時頃
場所:法然院(京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30)
http://www.honen-in.jp/
お申込み:Facebookイベントページで「参加」またはbouzdn@gmail.com(杉本)までお名前と参加人数をお知らせください。当日参加もOKです。
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/807431655938096/
参加費:志納
※当日は、11時から法然院本堂にて、東北関東大震災物故衆生4回忌追悼法要を厳修されます。11時45分には鐘楼にて、「東北関東大震災の被災地に向けて追悼と希望の鐘」を一打ずつ撞きます。追悼や復興への決意を何らかの形で表現したい人はぜひご参加下さい。