A. 私は、今のところあまりありませんが・・・
新興宗教の方とお話をする機会、ということですが、私は今のところあまり経験ありません。まあそれは私がまだ僧侶になってそれほど時間が経っていない、というのもあるかもしれません。或いは、僧侶としての私のあり方が、あまり外向きではなくて、内向きの活動ばかりになってしまいがち、というのもあるかもしれません。
しかし、こちらから対話を拒否してる、というわけではなくて、いろんな価値観や信仰を持っておられる方と、お話しできる機会もあるといいな、と思います。
ただ、もしそういう機会があった場合、自分の信仰を絶対的に正しいと思うあまりに、お互いの信仰を否定的に見たり批判するだけになってしまいますと、せっかく対話する機会があっても、ただの口論のようになってしまいますので、気をつけなければならないかな、と思います。
信仰は、優劣を競ったり、相手を言い負かすための武器ではありません。ですから対話も、互いの違いを認め合ったり、信じるものは違えども、それぞれの信仰を喜べる、そう言う機会に出来るのであれば、有意義なものとなるのかなと感じています。