【7/19】死からキャリアを考えるイベント「Death Career 」が開催!

こんにちは。彼岸寺にたびたび寄稿させていただいております、僧侶の稲田ズイキです。

今回ご縁がありまして、就活生や、キャリアについて考えている社会人の方向けに、お話をする機会をいただきました。それが「Death Career 〜終活から考える就活〜」です。

終活と就活!?

僧侶がキャリアを話す!?

聞いたことのない単語の並びに、みなさんの脳内をザワめかせているかもしれません。しかし、就活と終活、一見無関係にも見える二つの概念は、「生」と「死」の関係のように表裏一体であると思うのです。

 

終活とは?

そもそも、「終活」という言葉は、平成21年に週刊朝日がつくった言葉で、当初は葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備のことでした。

しかし、現在では「人生のエンディングを考えることを通じて”自分”を見つめ、”今”をよりよく、自分らしく生きる活動」のことを言うケースが増えています。

未来の”“を意識するからこそ、今の”“と向き合うことができるということ。

それは「生老病」と「死」を分離した概念ではなく、一つの直線上において考える仏教の思想とも共通した考え方でもあります。

 

終活と就活

この考え方を、「社会における生」つまり、キャリアにも応用できるのではないかと考えました。

ズバリ、このイベントでは、社会人として第一歩を踏み出す就活を「始まり」、自分の一生に幕を閉じる終活を「終わり」と捉え、就活生に両方の視点から人生を考えてもらいます

「どういう死に方をしたいか?」「どういう人生を遂げたいか?」と問うこと、つまり人生の帰着点を意識すると、踏み出す第一歩も変わると思うのです。

自己実現、自分の嗜好性の追求、「好きなことで、生きていく」など、現代の就活生は多様な人生観を抱えています。しかし、それを実現できる第一歩の踏み出し方も考えないまま、マジョリティの価値観に引っ張られた結果、モヤモヤしてしまう。

そこで、今回のイベントでは、SNSで人気を博するHR企業の採用担当を招き、トークセッションや、人生を実際に設計してみるサービスデザイン的なワークショップを通して、人生の帰着点を意識したキャリアの選択のヒントを伝授します。

「どう生きるかはどう死ぬか」と同じであり、「どう死ぬかはどう生きるか」と同じ。

僕はまだまだ26歳の若輩僧侶です。ともに、生とは何か、死とは何か、「キャリア」という切り口から考えてみませんか? ご参加お待ちしております!

 

■「Death Career 〜終活から考える就活〜」

※好評につき、増席中。申し込み期日は16日(日)までなので、早めにお申し込みください。
※定員に達し次第、販売は終了となります。

日時 2018年7月19日(木) 19時30分〜21時30分
会場 BOOK LAB TOKYO 東京都 渋谷区 道玄坂2-10-7 新大宗ビル1号館 2F
主催 株式会社インフォバーン
料金 20卒の学生は無料(要学生証)、そのほかの方は1,000円(ドリンクは別途)
その他 ※社会人の方は会場受付にてお名刺を1枚、ご提出ください。

19:30− 開会の儀、イントロダクション
19:40− 就活✕終活トークセッション
20:30− ワークショップ
21:00− 学生さんへのフィードバック、質問タイム
21:25− エンディング

 

登壇者紹介

株式会社ワンキャリア
寺口浩大

物書き/スピーカー/コミュニティデザイン。希学園→西大和学園→京都大学→三井住友銀行→サイバーエージェント→トーマツイノベーション→ワンキャリアというキャリアを歩み、社外プロジェクトも多数参画。主な活動としてワンキャリア以外に就活アップデートのためのnoteのUGC化PJ「Hideout」、組織と個人の関わり方をアップデートするOneHR運営メンバー。「鎮魂の、面接2.0」「会社は学校じゃないと言われて、意気込んで入ったら学校より学校だった話」など自身でコラムも執筆する他、北野唯我氏の書籍「転職の思考法」のプロモーションも手がけている。

 

称名寺・副住職
稲田ズイキ(いなだ・ずいき)

1992年京都のお寺生まれ。僧侶。浄土宗・月仲山称名寺・副住職。同志社大学大学院を中退後、2017年に社会人になるも1年持たずに退社した文字通りのクソ坊主。独立後、”煩悩クリエイター”と名乗り、お寺・仏教をテーマにしたフリーランスのコンテンツ企画者として活動中。媒体「フリースタイルな僧侶たち」をはじめ、ビジネス・カルチャー媒体など、ジャンルを横断して執筆・編集業に従事する僧侶。

 

株式会社インフォバーン 新卒採用担当
田汲洋(たくみ・ひろし)

新卒でちっちゃな広告代理店に入社するも、カルチャーへの憧れが止められず某雑誌の大喜利世界大会に出場して優勝。ここでおもいっきり進む方向を間違える。2011年に出版社に転職。宣伝部でエロゲー雑誌やラノベ、マンガを担当し、ゲームショウやコミケなど数々のイベントを手がける。2014年にインフォバーンに入社。2017年10月より新卒採用担当となる。

 

【個人情報のお取り扱いについて】
・お申し込みいただきました個人情報は主催者である株式会社インフォバーンが、サービスおよびイベント関連情報の提供に利用いたします。無断でその他の第三者に個人情報を提供することはございません。
・個人情報の詳しい取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。

【ご注意】
イベントの様子を写真や動画で撮影しますので、あらかじめご了承ください。

【お申し込み方法】
受け付けは2018年7 月13日(金)までです。お早めにお申込みください。申し込みフォームはこちら
※ 定員に達し次第、販売は終了となります。

【お問い合わせ】
株式会社インフォバーン 新卒採用担当 田汲洋
お問い合わせ先:hiroshi.takumi@infobahngroup.co.jp

僧侶。1992年京都の月仲山称名寺生まれで現・副住職(※家出中)。同志社大学を卒業、同大学院法学研究科を中退、その後デジタルエージェンシー企業インフォバーンに入社。2018年に独立し、寺に定住せず煩悩タップリな企画をやる「煩悩クリエイター」として活動中。集英社よみタイや幻冬舎plusでのコラム連載など、文筆業のかたわら、お寺ミュージカル映画祭「テ・ラ・ランド」や失恋浄化バー「失恋供養」、煩悩浄化トークイベント「煩悩ナイト」などリアルイベントを企画しています。フリースタイルな僧侶たちWeb編集長。